先週も外資は大幅売り越しでした。

相場は下落し、外資の勝ちですが、これに対抗したのが個人投資家です。

近年、個人投資家の割合は低下し続けてきましたが、今年は7月の時点で9年ぶりの水準まで回復しましたし、更に増加傾向にあるそうです。

理由の一つはNISAだと思います。

特に来年はNISA枠が120万円から360万円へと拡大されるので、これに期待する向きがあるのも事実です。

まあ、株を買えるのは240万円までで、120万円分は投資信託のみとなります。

ちなみに、360万円全部を投資信託にするのもOKです。

NISAは開始からしばらくはあまり利用されていませんでしたが、21年から22年にかけては倍以上に増えて1兆9,390億円となりました。

更に今年6月末の段階で5,500億円ほど増えて2兆5,045億円となっています。

現在は更に増えているでしょうし、来年からの3倍ルールが適用されると更なる増加が見込めます。

まあ、単純に3倍になることはないでしょう。

年収500万円の人が頑張って、120万円NISAに入れたとしても、360万円を入れるのは難しいからです。

預貯金に余裕があれば、振り向ける事は可能ですが、基本的にはリスク資産ですからね。

大分変化したとは思いますが、日本人がそこまで投資に積極的になるとは思えません。

これが良いか悪いかは論じませんが、半端な知識で取り組むと将来後悔する可能性は高いでしょう。




長期と割り切り、値上がり期待のある銘柄や投信を買っていく分には良いのですが、それでも目先は下げる場面もあるのです。

そうした時に売りたくなったり、売らなければならかったりすると、きついのです。

特に今から買おうと思うと、良い銘柄は既に値上がりしていて、本当にここで買って良いのか?と悩むことが多いかと思います。

ここで間違ってはいけないのは、値下がりしていて値頃感のあるグロース株を安易に買うことです。

グロース株は夢のある動きをしますが、多くは長期投資に向きません。

こうした銘柄は基本的に配当がないか、配当があっても率が悪いものがほとんどです。

一つ期待できるのは、この調子で個人投資家が相場に戻ってくると、資金がグロース株にも回り、日の目を浴びる銘柄がでてくることです。

まあ、外的要因が多い状況ですから、かなり難しいと言えますけどね。

中国がおかしくなっているのは誰の目にも明らかで、最後は世界中に迷惑をかけながら崩壊するでしょう。

その時に慌てて売るぐらいなら、グロース株は下手に売買しない方が良いでしょう。

そんな時に、冷静な判断をするお手伝いをするのが私の仕事ですし、株式投資全般に関してお力になれると思います。

来週から10月相場となり、メンバーサービスを開始するのに良いタイミングです。

今は短期で利益を得られる可能性の高いタイミングだと思うので、ご入会をご検討の方はチャンスをお見逃しなく。

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