江戸時代の法では、火事場泥棒は死罪だったそうで、今尚日本人のDNAにはその記憶が刻み込まれているのか、今回の震災でも略奪はあったものの、他国で起こった天災や政変などに比べれば平和そのものであり、多くの国からこの秩序が賞賛されている訳ですが、完全にこれらをなくすのは不可能であるかも知れません。

実は、証券界にも火事場泥棒は居ます。特に酷いのは外資系で、政府も一体となって略奪を繰り返していきます。何度かレポートしている事でもあるのですが、日本が震災に見舞われた事に対しては非常に同情的で感動させられるコメントや支援も多数ありまして、これほど嬉しいことはないのですが、東電の原発問題はすっかり利用されてしまいました。

弱みを見せた東電が悪いというか、政府が悪いというかは分かりませんが、日本から待避しろとか、発表は嘘だ!とか、ありとあらゆる悲観コメントを出し、東京株式市場の株価を超暴落させておきながら、海外投資家はそうした局面をがっちり買いまくっていたのです。 → ranking

当初はここまで買い越しして来た外資は、この震災と超暴落で大打撃だろうと考えていたのですが、それでも買ってくるほどに勢いがあるとは・・・。正直言ってこの辺は少々読み違ったように思いますが、これはもう上手いというか、完全に政府と結託した火事場泥棒以外のなにものでもありません。

せめて、東証は東電株の売買を停止すれば、こんな超暴落は起こらなかった可能性が高いのですが、東証も外資の手先の様な機関であり、基本的には己の利益しか考えない一企業でありますので、個人投資家を守るためにも東電を売買停止にしろと言ってもする訳はありませんけどね・・・。

東電と言えば、昨日は大引けでとんでもない事が起こっていましたね。比例配分狙いで売り注文が急増していた大引けで、ほぼ完全合致の買い物が入り3900万株ほどが大引けで成立してしまったのです。比例狙いで余計に注文を入れていたところは、さぞや青ざめたことでしょう。今日はそれらの買い戻しもあるでしょうから、かなりの上昇が見込まれます。

ただ、これで東電株が底を打つか?となれば、それはまだ無理ではなかろうかと思います。住民への保証の範囲が確定しておりませんし、普通に考えれば倒産状態に近いはずなのです。東電株は、もはや完全におもちゃのようになっている訳ですから、下手に売買しようとしたりせず、様子を伺うだけにしたいものです。 → ranking

東電はともかく、日本の株式市場は明らかに転換の時を迎えております。火事場泥棒は、盗んで終わりではないのですからね・・・。鬼平の登場を待っても仕方ないので、せめて火事場泥棒の今後の動向だけでも見誤らないようにしたいところです。

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