本日大引けの時に所持している銘柄で、3月末権利付きのものは、株主はその権利を得ることになりますので、今日の取引はその権利を取るか取らないかの決断を迫られるちょっと大事な日となりますが、今回は未曾有の大震災に見舞われた後でありますので、いつになく問題が起こる可能性があります。問題と言っても法的には問題にならないのですが、法的に問題にならないだけに、投資家は気をつけなくてはならないということになります。

もちろんご存じの方も多いかと思うのですが、例え配当が付いている銘柄だとしても、権利落ち後に無配転落の連絡がはがき一枚で届いたりするのです。もちろんそれ以前に無配転落のニュースは出ているのですが、権利落ち後に売却してしまい、その銘柄のニュースを見ていなかったと言うケースも多いので、配当の連絡と思ってはがきを見ると・・・。なんて事が起こったりします。 → ranking

例えば、先日お会いした投資家の方とのお話しですが、東京電力が下がっているのでここを買って配当をもらいたい!と申しておりました。確かに現時点では30円配当が付いていますし、株価は700円台にも下がってきたのですから、これは確かに美味しく見えることでしょう。しかし、これからの同社の賠償責任を考えたらならば、無配転落の可能性は非常に高く、しかも、もしかしたらJAL方式の再建策と言うことになりますと、これはもう株主責任は免れないということになり、配当取りどころか紙くずにもなる可能性がある話なのです。

当然被害者への賠償は国が肩代わりする事になるのでしょうから、被害者的には金銭的問題はないかも知れませんが、株主にとってはこうした事態に至る可能性も十分にある訳です。これを、単純に配当取りなんて事で考えていると、恐ろしいまでの損失を生む結果になりかねないのです。 → ranking

また、多くの企業が今回の震災で被害を被っており、今回の震災を機に減配や無配となる企業はこれから沢山出てくるのは確かなのです。おまけに計画停電が続きそうですし、消費は落ち込んで当然ですし、企業の生産性も落ちて当然なのです。そして、権利を落として配当がもらえると思っていたのに、配当がもらえないというケースは山ほど出てくることになるでしょう。

まあ、それらも覚悟の上という事で配当を取りに行くのならば止めやしませんし、最終的にはインフレが待っている訳ですから、長期投資で株を買うと言うのであれば賛成です。現に今も強気の投資スタンスでありますし、買うのは悪くないと思います。ただ、あくまでも配当の事は気にしないと言うのが前提であります。 → ranking

現時点で配当が予定されていたとしても、それはあくまでも予定であり、権利落ち後に簡単にそれは覆されるのです。自信がある銘柄以外であれば、積極的に配当を取りに行く必要はないと言えますので、その辺をよくご注意頂ければと思います。この配当は約束されたものではなく、あくまでも予定に過ぎないのですから・・・。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。