改めて計算してみたのですが、先週の木曜日から昨日までの外資系の寄り付き前注文は1億6120万株の買い越しでありました。たった一週間でこれほどの買い越しは、経験したことがなく、どこまで本気なのか計りかねるところであるのですが、例え震災で目先の業績が悪くなろうとも、日本の価値は変わらないという見方であると考えれば良いかと思います。

ただ、当分は上値を買ってくるとは思えませんし、慌ててこれ以上高いところを買いに行く必要はないだろうと考えますが、本当に外資は上手くやるところが多いですね。 → ranking

これに対して国内はというと、個人投資家の半分以上の資金が先物などのデリバティブ商品に投入されており、ここのところの急落で惨憺たる状況となってしまっております。個別株でまともな投資活動をしていれば、そんな目にも遭わずに済んだものの・・・。結局美味しいところは全て外資に持って行かれる構図は、今になっても変わらない様です。

確かにデリバティブ投資は簡単に見えます。いろいろな事を調べなくても良い様な気がするでしょうし、個別企業の業績には大きく影響されることもありません。おまけに朝昼晩と長時間取引が行われているし、携帯電話さえ繋がる状況であれば、時と場所を選ばないという手軽さもあります。 → ranking

しかし、遊びと割り切って売買するならまだ良いのですが、これを投資と考えて行動すれば、その先にあるのはこうした悲惨な結果だけなのです。ストップロス注文を入れてあるから大丈夫!そんなわけはないのです。寄りつきから売り気配になれば、そんな注文は何の役にも立たないのですからね・・・。

現物株を売買し、時としてそのヘッジが必要になる時があり、投資資金の一部をデリバティブに回すのは賢い投資と言えるでしょう。しかし、デリバティブ商品をメインに取引すれば、そこには大きな失敗が起こる可能性が出てくるのです。これは、何度も訴えてきた事であり、その危険性に気付いた方は、きっと助かった事かと思いますが、気付けなかった方は今回の震災と共に退場となってしまった事でしょう。 → ranking

外資はそんな欲に駆られた取引で失われていくお金を見過ごしたりはしません。見るべきところを見れば、ちゃんと現物投資でも利益を得られますし、外資の食い物になったりもしません。このままでは日本の個人投資家は全滅し、多くの日本企業は外資系企業となってしまうかも知れません。

例え世の主力がデリバティブ商品となろうとも、出来るだけ危険の少ない投資活動を心がけ、この受難の時を共に乗り切っていきましょう。

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