警戒感は強いとしても、中東の民主化の動きが中国まで波及する可能性は低いと見ますし、やはりサウジにも飛び火はしないでしょうから、そういう意味では未だ混乱は続いているものの、この材料は折り込み始めているという事が言えるのかも知れません。サウジと中国以外が民主化したとすれば、これはもう願ったり叶ったりの状態でありますので、悪材料となるのは原油価格の高騰ぐらいでしょう。 → ranking
原油価格が高騰しますと、目先は株式に悪影響がありますが、インフレ下においてはいずれも上昇という事になりますので、その国の経済が破綻するところまで行かないとすれば、目先の浮き沈みには気をとられずに対処しなくてはならないと言うことになります。
ただ、基本的に株価は上昇すると見ておりますので、現物枠は全て株で埋めてしまっても良いとしておりますし、現時点で株を持っていないという事であれば、至急上昇期待の高い銘柄を買わなくてはなりませんが、このまま上に突き抜けていく感じはしておりません。確かに強い状態は続いておりますが、そこまでのパワーは感じておりません。 → ranking
よって、株は持つべきですが、大きな利益を得ようと信用で買いに行くような局面ではないという事になります。まあ、上に行ってしまう可能性はあるのですが、信用を使ってまでその可能性に賭ける場面ではないという判断であります。
確かに相場は異常なまでに強いのですが、あくまでも調整中と見るべきであり、高いところは見送っておくべきなのです。インフレが意識されてきておりますので、個人も株式市場に戻りつつある様ですから、なかなか押さなくはなってきておりますが、それでもやっぱり高いところで無理な取引だけはすべきではありません。
現物株はしっかり持ち、時には利食いを入れる位で丁度良いでしょう。全てを利食いすべきではありませんが、高いところで買っては話になりません。あくまでも高いところは利食いすべき場所であり、買う場所ではないのです。そして、今後の上昇期待が高い銘柄の押し目を狙って買って行くと良いでしょう。 → ranking
本当に信じられないぐらい強い相場ですが、すべき事を見誤ってはいけません。高い時こそ冷静に判断して行くべきなのです。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。