2年前、民主党が政権を取った時、多くの国民が変化に期待をし、これで少しは良くなるだろうと夢見たものですが、鳩山氏があっという間に日本を破壊し、小沢氏と菅氏が、それにとどめを刺すというような感じになってしまいました。鳩山氏の普天間問題への対応などを見ている時に、もはや民主党は終わったと感じ、変わって欲しいという願いが無駄と感じた時から政治に関するレポートはほぼ書かなくなったのですが、流石にこの「ここがしのぎ時」発言にはあきれ果ててしまい、やむなく政治を取り上げる事としました。

 確かに、エコカー補助金だとか、エコ家電補助金だとかでお金はばらまいておりましたが、それで日本の経済が回復してきたのではなく、あくまでも米がばらまいたお金によって、米の景気が回復し始め、日本もその恩恵にあずかったというだけの事です。子ども手当も高速道路一部無料化も、ほとんど役に立っておらず、赤字国債でこのばらまきを維持していると考えれば、それはもうマイナス効果しかないといっても過言ではないでしょう。 → ranking

 今日の景気回復傾向は、99%米の力であり、日本の政治力は何の役にも立っておりません。しのぎ時とは、あくまでも菅氏ご自身の話であり、日本経済には何の関係もないところであります。

 そもそも、政治家にセンスがなさ過ぎなのです。円高では日本経済はどうにもならないと大騒ぎし、下手過ぎる介入をして一時的に円高を止めたりしましたが、これほどの円高でも株価は今年最高の水準まで値上がりしてきておりますし、それというのも米の景気が回復傾向であるからという事が支援材料であり、円高を止めたからという事ではないのです。 → ranking

 ここ最近はやっと物価の上昇についてメディアが取り上げるようになってきておりますが、それでもデフレと言う言葉が消えた訳ではなく、どこまでナンセンスなのだろうとがっかりさせられてしまいます。デフレは終わり、もはやインフレに突入していると半年も前からレポートしているのですが、本当にどこまで鈍感なのでしょうか。

 どれほど精通していようとも、確かに読めないことはあります。例えば、今回の中東での民主化運動の流れですが、これがどこまで拡大するのか?そして、それは中国にも及び、共産党が倒れるところまで行くのか?QE3は実施されるのか?これらは、予想する事は出来ても読むことは出来ません。

 ちなみに、私の予測ですが、中東の民主化運動というのは、物価の上昇が原因となっており、物価の上昇の主因は米の金融緩和(QE)でありますし、日本や欧州のQEもまたその一端であります。そして、その影響がついに中国までも到達してきているのですが、おそらくは現時点では共産党が倒されるところまでは行かないでしょう。ただ、QEは続くと見ており、QE3が現実のものとなってきた時には、物価は更に上昇しているでしょうから、その時に共産党が保たれているかどうかは微妙かも知れません。 → ranking

 また、米連銀総裁がQE3に否定的な発言をしたのは、市場の様子をうかがうためだと思いますが、出来ればやりたくないというのも本心でしょう。やらなければ本格的な景気回復はあり得ないし、やらなければならないのですが、一つだけこれを回避する手段としては戦争があります。もう少し裏から煽れば、イスラエルとイランが戦争を始めてもおかしくないですからね・・・。

 ただ、こんなものは単に予想に過ぎず、どうなるかなんて事は分かりようがないのです。分からないものを分かろうとしても意味はありませんし、分からないのですから、これはもう様子を見るしかないのです。ただ、今はインフレになりつつあるのか?とか、デフレが更に進むのか?という事は、世界を見れば容易に判断できる事であり、これを見誤ってはいけないのです。

 また、現政権だけではなく、過去20年の政権全てに言えることですが、世の中が老人だらけになり、子供が生まれないと社会は成り立たなくなるというのは、その当時からわかりきっていたことなのです。それを、今になっても解決出来ないのは、ナンセンスを通り越して、もはや犯罪の領域であると言えます。 → ranking

 例え子ども手当法案が通ったとしても、こんな不安定なものを当てにして子供を産もうなんて親が居る訳がないのです。今回のゴタゴタで、もはやこの法案は100%意味を失ったといっても過言ではないでしょう。もはや解散は必至であり、それ以外に前に進む道はありませんが、解散して再度自民党が政権を取ったとして、それで何かが変わりますでしょうか・・・。残念な事ではありますが、それでは何も変わりません。一時はみんなの党にも期待しましたが、金に困れば米国債を売るだとか、あまりにナンセンスな話をしますからね・・・。我々には崩壊するまで待つ以外に方法はないのかも知れません。

 と言う訳でありますので、せめて財産だけでも自己防衛としなくてはならないでしょう。現金を持っていれば食っていけるなんて考えていたら大間違いで、しっかりとした防衛をしなくてはなりません。何とかまともに動いていって欲しいのですが、今後の中国がどうなるのか?というのと同じぐらい、日本の政治も望みは薄く、暗い未来しかなさそうな感じがします。

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