大証は先物取引の昼休みを廃止し、注文処理時間を従来の20分の1まで短縮させたJ-GATEを稼働させ、1秒間の処理件数は従来の800件から、1万2000件へと飛躍的に増大しました。

 夜間取引を拡大し、今度は昼休みを廃止しという事で、個人投資家をとりこむ作戦を実行しつつ、それを食い物にする大口顧客に対してはJ-GATEを提供するという、何とも恐ろしい経営であります。もちろん個人もこのシステムを使うことが出来る訳ですが、ほとんどの個人にとっては何の意味もないシステムであります。 → ranking

 そもそもですが、先物を主体とした取引は、完全にギャンブルの世界であり、もはや投資ではありません。よって、ここに集まる人を投資家と呼ぶこと自体が間違いであろうとは思うのですが、手軽で、しかも利益率の良いいつでもやっているギャンブル場でありますから、これは多くの人を呼び込む事になるでしょう。

 何せパチンコや競馬などのギャンブルと違い、運営側の手数料が極端に安いので、相場さえ読めれば勝利できる可能性は非常に高いのです。おまけに、平日ならばいつでもやっている訳ですし、携帯電話一つでこっそり取引することだって可能なのです。また、勝てる可能性のある金額は人生を変える可能性のある額が、簡単に手に入る可能性が非常に高いのです。 → ranking

 ただ、その逆も然りであり、勝てる可能性があまりに高いため、有ってはならないほどの負けに至るケースも後を絶ちません。自制心を失い、職も失い、家族も失い、終いには命も失う人があまりに多いのです。こうなってくると、営業時間が決まっていて、負ける限度も知れているパチンコや競馬の方が、まだ健全であるような気がしてしまいます。

 と言いますのは、パチンコや競馬などのギャンブルと違い、投資という言葉に正当感を感じ、比較的まじめな性格な人がはまってしまうケースが多いのです。命まで失ってしまうタイプは、比較的まじめな方が多いのです。投資でちょっと増やそうと思っていただけなのに思わぬ損失。でも、諦めきれずに次々と下手を打ち続け、終いには取り返しの付かないほどのダメージを負ってしまうのです。 → ranking

 これは、株の信用取引でも起こる事なのに、それ以上のレバレッジのかかった先物取引となってきますと、それはそれは大変な利益も短期間に出来るのですが、その逆もまた然りであるのです。本来、大証のなすべき仕事は投資家保護であるべきで、投資家を危険に陥れる仕事をすべきではないのです。売り上げが欲しいのは分かりますが、あまりに危険な世界に個人投資家を先導するようなやり方は、到底納得のいくものではありません。

 今や個人投資家の半分以上の資金は先物などのデリバティブ商品に流入しているそうですが、5年後10年後には、それを主体として活動した個人の9割9分以上の人は生き残っていないでしょう。途中で危険性に気づき、自制心を持って取引できれば、もしかすると生き残れるかも知れませんが、ほとんどの場合は生き残れないでしょう。

 株の先行きは予想しやすくとも、225の先行きを予想するのは本当に難しいのです!225の方が簡単だと思う人は、間違いなく努力が足りません。努力すればするほどに、個別の方が予想が簡単であると分かるはずです。見た目の手軽さと、レバレッジの高さに惚れてしまえば、5年後にあなたはこの世界に居ることはほぼ出来ないでしょう。 → ranking

 一時のリスク回避などに先物を利用するのは悪くないと思いますが、基本的には個人が手を出すようなものではありません。もし、どうしても先物をやりたいという事であれば、最低限用意すべきものがあるのです。これについては、また別の機会に書いてみたいと思いますが、とにかく、こんなもので窮地に陥るようなことのないようにして行くべきでしょう。

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