落ち着いてきたとは言え、依然として加熱の目安である騰落指数は130を超えている状態で、しばらくは調整が必要であると言えますし、場合によっては嫌な押し目もあると見ておりますので、今は余裕を持った投資活動をお勧めしているのですが、基本的には上昇であり、今はあくまでも踊り場であるという認識です。ただ、踊り場が全て平らではなく、少し下った踊り場もあるということで、単に踊り場となめてはいけないという感じであります。

 ただ、踊り場であるといっても、動いている銘柄は動いております。特に、動き出したら止まらない的な状態になってしまった4098チタン工業は、株価倍増を達成した後にもS高を付けるほどの勢いであり、こんな上昇を見せる銘柄を買えるなどというのは、本当に10年に一度といっても過言ではない位貴重な体験であると言えるでしょう。

 まあ、こんな特殊な銘柄を除けば、多くは調整中といった感じであるのですが、今後の展望がなければ適切な行動をとることは出来ないということになります。例えば、何度もレポートしている事ですが、世界は確実にインフレに向かっているし、今もインフレが進行している状態であると言えるのです。円高で輸入物価が抑えられている為、あまり感じない方が多いのかも知れませんが、世界中で物価上昇が様々な異変をもたらしているのです。

 例えば、チュニジアの政変ですが、アラブ諸国では比較的安定した独裁政権であったのに、どうしてこんな事になったのかというと、その一端には物価の上昇による国民の不満という物があったようなのです。かわいそうに、サブプライム問題もリーマンショックも関係ないのに、問題を起こした米がばらまいたマネーによって物価が上昇し、全く関係のないといっても過言ではないほど遠くの国で政変が起こってしまったのです。

 これほどの変化が起こっているというのに、何故かマスコミはデフレについての報道ばかりで、全く役に立たないというのが現状です。牛丼三社が止めどない値下げ合戦をしており、それをデフレの象徴としてしまうのですから、多くが勘違いしてしまうのも分からなくもないのですが、問題は牛丼屋が多すぎるだけであり、どこかが潰れるまではこの戦いに終わりはないかも知れません。こんな戦いに目を奪われていると、本当に大事な部分を見逃してしまう事になりかねないのです。

 去年の穀物などの上昇は、確かにばらまかれたマネーによるものでしたが、中国を含めて東南アジアの人たちや南米などで、以前よりも食の状況が改善してきておりますので、単に投機資金が値段をつり上げているのではなく、今では実需が値段をつり上げる状態になってきているのです。おまけにオーストラリアの洪水だとかの不運が重なっておりますので、今後も穀物などの値上がりはなかなか落ち着いては来ないでしょう。

 さて、今は確かに調整中でありますが、調整はあくまでも調整であり、これで終わりということではありません。確かに目先は良いところまで買われてきてはおりますが、調整を抜ければ再度上昇が始まると見るべきでしょう。何せ世界は確実にインフレに向かっているのです。目先の動きでふるい落とされることなく、しっかりとした方針をもってこの相場に対応して行くべきでしょう。

 とりあえず、デフレという考えは抹消しておいてください。大きな間違いを犯す可能性があるのはこのデフレという考えです。デフレは既に過去の物なのですから・・・。

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