この一ヶ月高値圏でもみ合ってきた日本株ですが、上に行きたいのか?それとも下に行きたいのか?いったいどちらなのだろうと悩まれている方も多いのではないでしょうか。一般的な売買動向を見ていると、多くの個人はこれ以上は上がらないだろうと考えているのか、戻り売りが多く出されており、信用買い残は低下しておりますし、値下がりで利益を得ようというカラ売りは増加傾向にあるので、どちらかと言えば弱気の投資家が多いという事になるのでしょう。

 ただ、この高値のもみ合いでも外資は買い越しを続けておりますので、明らかに個人と外資の動向は違うのですが、個人と外資、いったいどちらが勝利する事になるのかが非常に気になるところでありますが、やはり外資は強いと見るべきで、多くの個人投資家と同じ行動をとっていては儲かる相場も儲からないという事になるでしょう。

 相場というものは、見る角度によってその姿は異なってくるものなのですが、この相場が強いか弱いかという事になると、これは強いと見るべきであると考えております。これだけ悪材料があるにもかかわらず、高値圏でのもみ合いを続けられるという事は、やはり強いと見るべきなのです。

 もちろんですが、今後の不安は沢山あります。その中でも、特に気になるのが景気見通しで、あちこちで物価が上昇してきているというのに、未だにデフレだと言い、円高が危ないと言い続けている点です。原油も穀物もかなり値上がりしているというのに、円高のおかげでその影響を最小限に食い止めているのです。円高が進んでいなかったら、それこそ消費者物価は円高が進んだ分だけ上昇していたと考えてもおかしくないぐらいです。

 そして、来年は更に物価が上昇するはずで、円が80円台前半で推移し続けるならば、流石に食料品や石油製品の値上げは避けられないという事になるでしょう。もはやデフレ対策など必要なく、早急にインフレ対策に乗り出さなくてはならないのです。

 一党独裁で、庶民に有無を言わさない中国は、尖閣諸島問題をチャンスととらえ、レアアースの輸出を制限してきたのですが、今度は正式に世界への輸出を制限してきました。これは、今後の物価上昇を睨んだ資源確保であると考えられるのですが、こういった行動は一党独裁だからこそであり、こういう面は中国は凄いなと思うところであります。

 まあ、その陰で犠牲になる人もいますし、我々としても急にそんな事をされると困ってしまうのも確かなのですが、少なくとも今後の情勢を読んで、強引ではあるけれどもしっかりした行動はとっているといっても良いでしょう。インフレが始まっているというのに、デフレだデフレだと騒ぎ、メディアは小沢問題と海老蔵問題ばかり・・・。これでは今の日本は完全に中国に先を行かれている感が否めません。

 本当に情けない状況ではあるのですが、我々個人投資家には自由があるのです。多くの個人投資家と同じ行動をする必要もないし、メディアの意見に流される必要もないのです。あくまでも自由に、自分の意志を貫けば良いのです。

 ここで簡単にまとめてしまう事は出来ないのですが、相場の世界で日本の個人投資家が外資に勝利するという事は、ほぼあり得ません。無謀に近い逆張りは得意なので、時として勝利する事もあるのですが、活躍できるのは暴落などの極端な局面のみです。こうしたもみ合いの空気を読むのは非常に下手であるとしか言いようがなく、一緒になって売っていてはどうにもならないとしか言いようがありません。何せこの相場は強いのです。気がつけば踏まれていた・・・なんて事にならないようにしたいものです。

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