証券各社の来年の相場見通しは、先日まで二番底がどうだとか、円高で収益圧迫がどうだとか、非常にネガティブなコメントばかりが出ていたのですが、ほとんどが1万2000円以上を上限に見ているようで、日興コーディアル証券に至っては1万3000円を見ているとのことでした。主な理由は米景気への楽観論だそうですが、よくもまあこれほどまでに手を返したような見通しを出せるものだと、正直驚いておりますが、ここまで株価も回復すれば、そうした強気のコメントも頷けるといった感じでしょうか。

 私は、10月末頃から底打ち間近のレポートを発行し、その頃から年内で1万1000円もあるだろうという感じで見ておりましたし、来年も強さは継続する可能性が高く、場合によっては1万2000円~1万3000円もあろうかという予測はしておりましたが、ここへ来て大手の予測が自身の予測に近い事を知り、少し嫌悪感を覚えました。何せ大手が予想するとおりに相場が動くなどということはなく、自身の予想は外れる様に思ったからであります。

 ただ、現状をもう一度考え直してみると、QE2(米の金融緩和)の影響で債券相場が急落しており、金利が急上昇しているのですが、これは明らかにインフレの兆候を示すサインでありますので、目先の株価がぶれようとも、今後の株高は必至であろうとしか考えようがないのです。

 ということは、とりあえず自身の感覚が間違っていたのではなく、上昇予想が控えめ過ぎたということになるというのが、今回至った判断で、この相場の上昇は1万3000円を上限とするという程度のものでは終わらないだろうという予測になりました。

 今日はSQ絡みで少々ばたばたした動きにはなっておりますが、方針は相変わらず強気であります。今後の動きを予測しながら、有意義な投資生活を送っていきましょう。まあ、有意義などというのんびりした雰囲気ではなくなっていくと思いますし、生き残れる個人投資家はそう多くはないかもしれませんが、黙ってみているのだけはもったいないとしかいいようがありません。

 すでに伝えられている事ではありますが、外資はこの上昇でも5週連続で買い越しを続けているのです。ここで買ってもまだ利食いできる!という確信があるからこそ、こうして買い越しを続けているのでしょう。世界がインフレになっていくのであれば、世界一出遅れた株価である日本は魅力的でありますし、世界一巨額の借金としても、世界一裏付けのある借金でありますからね・・・。

 まあ、それは個人の金融資産という担保であるため、預金の引き上げがあれば終わりですが、今のところは現金を信じる日本人が銀行からお金を引き出そうという動きはほとんどありませんので、まだ当分の間は大丈夫ということになるでしょう。

 しかし、戦後まもなくデフォルトを経験し、プラザ合意という実質的なデフォルトを僅か60年の間に二度も経験しているのに、まだ円を信じる日本人・・・。この点は本当に理解しがたい思考であります。今は3度目の今度は、インフレという実質デフォルトの様な形になる可能性が高まってきている状態であり、我々はそれに備えるべきなのです。

 しっかりと未来を見据え、共に生き残っていこうではありませんか!

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