なんだかんだと言いながら、今年も師走がやってきました。春には1万1400円まで上昇した日経平均は、ギリシャ危機などの影響で9000円割れまで売り込まれたりしましたが、11月には1万円台を回復し、現在は今年の中間値付近での値動きとなっております。

 日経平均が丁度中間付近であるならば、投資家の成績はイーブン付近であるはずなのですが、特に個人が好むような銘柄の値動きが悪く、日経平均よりも相当悪い成績の投資家が多いのが現状ですし、こうして日経平均が上がってきても、少しも活性化しないというのが現実であります。

 今日も、11月の薄型テレビの販売が600万台となり、年間販売台数の60%が売れたというニュースがありました。エコポイントが切れるということもあって、駆け込み需要がということになるので、これは明らかに需要の先食いであります。12月はクリスマスやボーナスがありますので、エコポイントが終わったとしても、多少は売れるかと思いますが、その先は相当厳しい現実が待っているということになることが予想されますので、やはり、先行きは暗いと判断せざるを得ない材料であるといえるでしょう。

 また、ユーロ圏で悪材料が次々に出てきておりますので、これもまた投資家心理を悪化させているといえますので、これでは投資意欲もわかなくて当然であろうという気はしますが、もう少し掘り下げて材料を観察しないと、本当にとるべき行動を間違ってしまう可能性が高いということがいえます。

 まず、薄型テレビの売れ行きについてですが、確かに先食いではありましょうけれども、来年7月でアナログ放送が終わりますので、その辺りまではそれほど悲惨な販売減にはならないだろうと見ます。まあ、その後はかなり厳しいでしょうけれども、その辺はメーカーも計算済みでしょうし、今からそれを心配する必要はないでしょう。

 また、ユーロでの悪材料ですが、こうなる事が予想されていたから、いろいろと手を打ってきているのですし、いちいち臆病風に吹かれていても仕方ないとしかいいようがありません。単に欧米系のヘッジファンドなどの決算月で、決済売りなどが多く出ていたという見方をする方が無難で、これらの細かい材料をいちいち気にしていても意味がないと考えるべきです。

 結局、今の材料は、あくまでも米のQE2(第二次金融緩和政策)であり、間違いなく世界にマネーが大量供給されていくのです。これに比べれば、その他の材料は塵同然であり、気にしていても始まらないのです。塵も積もれば山となるとも言いますが、今はその段階ではないので、投資の世界に生きるのであれば、見るべきところと、見ぬべきところを選ばなくてはならないといえるでしょう。

 これから年末、そして新年へ向けて動いていく相場ですが、少なくとも春ぐらいまでは明るい相場が続くであろうと見ております。個人投資家がかなり萎縮しておりますので、銘柄の選定を間違うと全く良さを感じることができないということになりかねませんが、基本的には強気で対処してくべきでありましょう。

 11月はFOMCを境にQE2で相場が変わると予測しておりましたので、相当楽しい月になりましたが、今後もしっかりと相場を予測し、楽しい相場をより楽しく味わっていきたいと考えております。

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