当然といえば当然なのですが、相場の世界というのは、本当に色々な事が起こります。天災、人災も含め、戦争やテロといった暴力行為による社会情勢の変化、一見企業活動を株価で評価し、それを売買しているだけのように感じる事もあるかも知れませんが、実は多種多様な材料が株式市場に影響を及ぼしているのです。

 昨日は北朝鮮が、突如としてというのが適切な表現かは分かりませんが、韓国領土の島に砲撃をし、韓国側に死傷者が出るという騒ぎが起こりました。先に砲弾を撃ち込んだのはそっちだ!というのが北朝鮮の言い分ですが、到底承伏出来る内容ではありませんし、緊張の高まりを受けて世界の株価はあちこちで下落する事となりました。

 幸い911テロの時の様な、とんでもない被害というわけでもありませんでしたので、下落したといっても数%の話であり、どこもかしこも売り気配という事ではありませんし、世界の流れが変わるほどの出来事ではないでしょう。確実に緊張は高まっているとしても、今の世界情勢からすればそれ程大きな問題ではありません。

 また、特に日本株に関してですが、急激な上昇で休憩が欲しいところでありましたので、こうした事件による下落は願ったり叶ったりの状態であり、押し目待ちをしていた投資家にとっては好機という事になるでしょう。ただ、問題はそんな投資家がどれほど居るのか?という点でありますが、少なくとも私は好機と捉えて行動すべきと考えております。

 本来、ここまでの上昇速度や、事件の内容を考えれば、日経平均で500円位押しても良いのではなかろうかとも思うのですが、投げの主役である個人投資家が既に手放している為、そこまでの押しは期待できないかも知れません。第二弾の攻撃もあるかも知れませんので、少し引きつけて対応したいところではあるのですが、そもそも投げる人が居ないのですから、第二弾の攻撃があっても売られる事はないかも知れません。

 今回の事件は、今のところ大問題に発展する可能性はあるにしても、突如として起こったどうにもならない様な出来事ではなく、冷静に考えれば好機ともなる可能性のある事でしたが、911テロだとか、どうにもならない事も起こった事がありますし、更にいえば地震大国日本でありますから、いつ何時大地震が首都圏を襲うかも知れないのです。

 株価は業績だけ見ていれば大丈夫!とか、テクニカル分析をしっかりやれば大丈夫!なんて事は完全に迷信であり、どんなに分析しようとも、それを実らせるためには運も必要だということがいえるのです。そして、出来ればそれは強運であって欲しいところですが、運とはどうやって掴むものでしょうか?

 正直言ってどうやって運を掴むのかは分かりませんが、少なくとも自分本位の考え方しか出来ない様な方には、運は向いてこないのではなかろうかと思います。相場の変化を読みつつ、運という流れをも掴まねば、この世界では成功するはずもなく、とにかく一寸先は闇であり、見えている気がしても、それは幻に過ぎないのです。

 投資とは何かを自問し、そこで起こり得るあらゆる出来事を想像し、自分が受け入れられる被害を想定できてこそ、本物の投資家になれるのではないでしょうか。何せどんなに頭が良かろうが、どんなに情報を持っていようが、避けられない状況がおこるのです。避けられない状況が起こったとしても、取り返しの付かないような投資活動をしていなければ、いくらでも楽しんでいけますので、少なくとも自分が受け入れられる被害位は算出し、それに沿った投資を心がけるべきでしょう。

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