二日続けて同じ話題で申し訳ないのですが、今一番重要な問題であるように思いますし、どうしてもこの問題の事を考えさせられてしまいますので、今日も同じ話題で書かせて頂く事としました。

 この問題は日中どちらにとってもマイナスであるとは思うのですが、プラスになる面はあるのか?という視点で見てましょう。

 まず中国のプラス点ですが、何と言っても東シナ海の海底資源を独占でしょう。魚なんか実はどうでもよく、漁民は出汁に使われているだけでありましょう。そして、中国国内にある反日感情を煽る事により、9割の低所得層の怒りが日本へ向くという点です。また、プラス点とはいえないかも知れませんが、日米関係を試す機会にもなっている事でしょう。正常な貿易関係を打ち崩してまでこうした点を強調する意味はないと思いますが、プラス点としてはこの様な事がいえるのではないかと思います。

 日本側のプラス点ですが、第一はやはり沖縄問題でしょうか。沖縄に近い尖閣諸島で問題が大きくなれば、当然国防のために沖縄周辺に軍を置く正当性が出る訳で、沖縄の説得もし易くなるという点でしょう。中国の発表では漁船が取り囲まれて・・・となっておりますが、意外と本当の事かも知れません。何せ日本側は証拠を出しておりませんし、特捜の検事が逮捕されるような状態ですからね・・・。証拠なしに信じるとは言いきれない悲しい状態です。

 日本としてはこれ以外にプラスに働きそうな事はないのですが、安い中国製品を駆逐しようという思惑もあるとするならば、これを利用しない手はないでしょう。確実に日本にも反中感情は沸き立っている様に思いますし、これが狙いならば更に日本も問題を煽る事でしょう。

 そして、この事件をわくわくしながら見ているのは米でありましょう。日中が仲良くしては沖縄に米軍を置く意味が薄れますし、日中は多少なりと緊張関係にあった方が嬉しいはずだからです。もしかすると、中国船の船長もデモの中心人物もCIAから資金供給を受けている可能性もあるかも知れません。

 まあ、真相は分からないですし、この子供の喧嘩のような応酬がどこまで続くのかは分かりませんが、これらの各国のメリットを上回る損失が発生しているのは確かでありましょう。ただ、一番低リスクで利益が大きくなりそうなのは、やはり米ですかね・・・。日中間の争いに見えて、実は舵取りは米だった。そんな気がしてなりません。米は中間選挙を控え、中国への圧力を強めておりますので、こうした材料はそういう意味でも米にプラスに働く事でしょう。

 当然、日本が仕組んでいる可能性もあります。先にも述べた通り沖縄に軍を置く事を正当化したいはずですからね・・・。メディアの報じる内容を鵜呑みにしていては真実を見誤ってしまうかも知れません。今のところは相場に影響はありませんが、確実に日本が萎縮する材料にはなっているでしょう。例えどう動こうとも、惑わされないようにしたいものです。

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