財務大臣の時には為替への口先介入で円高を加速させ、首相になってからも為替介入には消極的で、ヘッジファンドなどの仕掛けが入っているのを傍観しつつ、小沢氏との代表選に全力を尽くしてきた菅氏。為替への介入は消極的というのが一般常識であり、菅氏が選ばれた瞬間から円高が加速という事になりましたが、昨日は突如として為替への介入を実行しました。

 ここまで投機筋の好き勝手を容認してきたのに、自身が再戦したとたんに「俺もやれるんだ!」と言わんばかりの為替介入・・・。確かにやれば出来るのは分かりますが、ここまで引っ張ってきた理由はさっぱり分かりません。まるで自分が首相に再任された時のイベントにするために取っておいたのか?とも取れるような最低のタイミングといえるでしょう。

 また、この内閣は本当にダメだなと思わされたのは、昨日の仙谷官房長官の82円が防衛ライン発言です。資金も30兆円程度とばれているところへ、防衛ラインの発表までしてしまうとは・・・。この人は相場のその字も知らないのでしょうね・・・。せっかく野田財務大臣が余計な事を言わなかったのに、これで台無しでありましょう。

 正直言って三流以下の芝居を強制的に見せられている様な状態で、本当に我慢ならない感じなのですが、まともな人ほど嘆き悲しみ、そして売りを入れるのではないでしょうか?私もどちらかと言えばまともな方だと思いますので、もの凄く嘆き悲しんではいるのですが、相場というものは皆が思う方向には向かわないもので、どうもここで売っては危険ではなかろうかという感じの方が強いのです。

 あまりにも間抜けな状態でありますので、常識的には売りたくなるのですが、相場の世界はそう単純ではないのです。

 また、今回の為替介入は非不胎化となっているのですが、これは金融緩和でありますし、今回は僅か2兆円の介入でありますが、これが続けばそれなりに資金供給がなされる訳です。これは、明らかにインフレを招く行為であり、ここまではデフレでありましたが、これを機に流れが一変する可能性もあるのです。

 かなりお粗末な内閣ですが、お粗末が故に先が読みにくく、もしかすると・・・?という動きもあるかも知れないのです。今はまだ結論づけられないのですが、少なくとも売るような相場ではないように思いますので、ここは狙いを絞って買いポジションを取った方が正解ではないでしょうか。

 誰のために政治をやっているのか、本当に疑わしい限りではありますが、流れの変化は見逃さない様にしたいところです。

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