世論調査の結果からも分かる通りなのですが、国民感情的には7割対2割程度で、菅氏が有利なのですが、何故か民主党内では五分の戦いなのです。地方票なども入れると菅氏が有利かな?とも思うのですが、どうしてもそうはなっておりません。一般国民から見れば、これ程違和感のある状況は考えられない事でありますが、どうしてこの様な事が起こっているのでありましょうか。

 まあ、一言で言えば、「菅首相が頼りない」という事でしょう。発言は鳩山前首相ほどではないにしてもぶれますし、おまけに説得力がなく、指導力もないしでとても首相をまかせてはいられないという状態でありますので、対抗馬が小沢氏でなかったとするならば、菅氏は完敗という事になってもおかしくはないといえるでしょう。何せ、菅氏に任せたいという7割の意見ではなく、小沢はダメだが7割であるわけなのです。何とも悲惨な戦いではあるのですが、どちらが選ばれても日本に取っては不幸な結果になるような気がしてなりません。

 ただ、兜町的といいますか、経済界にとっては間違いなく小沢氏の方が活気づくように思います。動きは速いでしょうし、強引に話を推し進める力は持っていますからね。菅氏にはない圧倒的なパワーを持っているのは事実でしょうし、株式市場自体も小沢氏期待で買った部分もありますので、このまま菅氏が勝つようなことがあれば、株価はダメージを負ってしまう可能性もあるということになるでしょう。

 まあ、せいぜい日経平均で500円程度ではあると思いますが、その後の空気の悪さを考えると、たかが500円ともいいきれませんけどね・・・。

 常識的に考えれば、どう考えても菅氏が圧勝するはずなのですが、民主党の資金源である鳩山氏と小沢氏がタッグを組んでいるので、今後の議員生活を考えるならば小沢氏を応援した方が楽なのです。間違いなく菅氏にはお金がありませんからね。応援しても最終的には美味しくないということになります。

 よって、どちらに票を入れるかというのは、信念を貫くか?それともお金を取るか?の選択という一面もあるといえるでしょう。

 この、世論的には菅氏圧勝の情勢が、いったいどの様な結果に結びつくのか?雰囲気的には小沢氏の強引さがあっても、結局今の雰囲気では日本を救えないような気がしてなりませんけどね。ただ、何とかなる可能性が高いのはどちらか?と聞かれたならば、やはり小沢氏の方が何とかしてくれる可能性は高いかも知れません。

 菅氏の場合は、既に財務大臣の時に口先介入で底を見破られていますからね。この程度の人物に首相は任せておいても良いことはないかと思いますが、経済界は待ったなしの状況なのです。何もこんな時に代表選なんかやる必要はないだろうとしか言いようがありません。一歩間違えば本当の暗闇に落ちるということを理解して行動して欲しいものです。

 結局、代表選の結果が読めないので、その後の株価や為替の動向も読めないのです。数ヶ月先とか、大きな流れはそれ程変化しないと思いますが、目先も結構大事なのです。先行きを見極められる様な状況になってくれると嬉しいのですけどね。

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