銘柄が入れ替えというのは良くあることなので、特別意外でもない訳ですが、意外だったのは今回の入れ替えられた銘柄であります。とりあえず、TOBで上場廃止になる三菱レイヨンが抜けるのは当然ですし、クラリオンが抜けるというのも別に驚くほどのことではないのですが、新規に採用されたのが電気硝子と、東京建物でありましたが、電気硝子に関しては、まあそうか・・・程度ですが、意外だったのはこの東京建物であります。

 225採用銘柄というものは、日本経済新聞社が独自の判断で銘柄を入れ替えするので、部外者が何を言っても仕方がないですし、どうなるというものでもないのですが、東京建物は10年ほど前には潰れるのではないかと噂されるような会社でありました。225には不動産会社が既に三井不動産、三菱地所、平和不動産、東急不動産、住友不動産と5社ほど採用されておりますので、何故ここで不動産会社を加えるのか?本当に理解に苦しむ入れ替えとなっておりました。

 先日もレポートしたのですが、輸出立国とされる日本のGDPに対する輸出の割合は僅か15%でありますので、実は円高は多くの国民に取ってメリットとなるのですが、225に採用されている多くの銘柄が輸出企業であるため、円高はそれらの企業の収益を圧迫し、円高が株価の暴落を招いてしまうのです。

 よって、225銘柄から輸出産業を徐々に外し、内需系の企業を多く採用していけば、円高=株安にはならなくなるので、そういった要素を考えて東京建物という事もあるのかも知れませんが、同時に入れ替えた電気硝子は輸出が主力でありますので、そこまで考えての事ではないだろうという感じはします。

 本当に、何故に東京建物なのでしょうか・・・。かなりのサプライズでありますので、今日はかなりの上昇が予想されますが、追いかける訳にも行きませんし、これはもう見ているだけしか方法はありません。先行きが明るいか、それとも暗いのかで銘柄を選んでいる訳ではないでしょうし、何を選ぼうとも日経新聞社の勝手ではありますが、これ程意外な銘柄を採用した真の理由は是非とも知りたい所であります。

 ところで、今回の入れ替えで外されたクラリオンですが、こちらは当然売られる事と成るでしょう。過去にも225から外されて悲惨な値動きをした銘柄がいくつかありますが、その内の一つになるかどうか?ただ、中身が極端に悪い会社ではありませんので、売られるだけ売られたら買ってみる価値はあるでしょう。まあ、今日はそんな局面とはならないと見ますので、慌てて買ったりはしない方が良いかと思いますが、動きを観察する価値は十分にあるかと思います。

 225から外された銘柄がどんな値動きをするのか?これを見るだけでも結構価値はあるのではないでしょうか。

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