白川日銀総裁が日程を一日切り上げて帰国し、本日は臨時の日銀政策決定会合を開くそうですし、演出的には非常に良い感じですね。小沢氏の陰におびえる菅氏も危機感たっぷりになってきておりますし、ようやく政策的な動きも出てきそうな感じです。市場にはそれなりの期待感が出てきておりますので、とりあえず明日位までは高い状態が続く可能性が高いと見ます。

 おそらくですが、今日の臨時会合の結果は午後には発表されると思うのですが、具体策についての言及はないかと思います。何せ日本単独では効果が薄いのですし、諸外国との協調介入の可能性もゼロに等しいのですから、できる限り最高のタイミングを設定しなくてはならないので、有能な人材が揃っていれば揃っている程に、具体策の発表はないはずなのです。

 今週末には米の8月の雇用関連の指標が発表されますが、その内容は悪い可能性が高く、FRBはそのタイミングで利下げや低金利の長期継続などを約束してくるでしょう。日本が方針を決めて実行するタイミングは、間違いなくこの直後辺りにするのがベストなのです。米で話し合った結果、こうすることにしたという雰囲気を作り出せれば、協調介入ではないとしても米にもお墨付きをもらっているかの様な演出もできるでしょう。まあ、そこまで能力があるかどうかは分かりませんが、少なくとも明日に内容を発表して、そのまま行動するよりは明らかに週末を待った方が理想的な動きができるでしょう。

 また、9月1日には民主党の代表選の立候補が受け付けられるのですが、そこで具体的な経済対策案も出て来る事でしょう。どうも国益不問のお家騒動というか、とにかく争いの内容は悲惨極まりない状態ですので、どう期待したらいいのか分からない様な感じではありますが、上手くやれば相場の流れも変えることはできるかも知れません。

 ただ、この件に関してはとにかく行方が見えないのが難点で、世論調査の結果を参考にさせて頂くならば、国民の感情は小沢はNO!だけど、菅の能力もNO!でも、民主党はYES!さて、これをどう読み取ったら良いのでしょうね・・・。もしも、小沢氏が素晴らしい政策案を出しても、果たしてこれ程のNO!をひっくり返せるのか?そして、例え党首となって総理となっても、8割以上の国民が納得しない総理となる訳ですし、ねじれ国会がその後に動く訳もなかろうとしかいいようがないのです。

 自民党のままでは駄目だったのは明らかなのですが、民主党にここまで裏切られるとは思ってもおりませんでした。私、個人の感情ではやはり小沢NO!なのですが、本気で日本を立て直してくれるのであれば、悪い部分にも目をつぶろうではないかと思ってもおります。今必要なのは、間違いなく政治的パワーなのですから、パワーを持って日本の進むべき道を示してくれるのであれば、それは誰であっても受け入れるつもりです。

 さて、今週は本当に大事な一週間となるかも知れません。相場の予測はかなり難しいとは思いますが、全力でこの相場に立ち向かっていきましょう。

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