個人の好きな新興市場株が下落の一途を辿っているのは、連日、日本の財政が危機的状況である事が報道されるが、それを何とかしなければならない国会もまた悲惨な状況であり、誰も未来に明るさを感じる事が出来ない事の現れであると言えそうです。新興市場の下落だけでなく、信用の売り残も増加してきており、単に悲観して株を投げ捨てているだけではなく、ここまで悪いならば売りで取ろうという事で、少しでも高い局面があればカラ売りをという動きも出てきております。

 確かに、日本の財政は危機的状況であると言えますし、このままではいずれ崩壊してしまう事でしょう。私自身も将来的な崩壊の可能性が来る可能性はかなり高いと感じておりますが、問題はその時期です。カラ売りには半年という期限が設けられており、期日で売りつなぐ事は可能ではあるのですが、皆が売るようになってきますと逆日歩が発生する危険性が出てきますし、単に持ち堪えればという訳にも行かなくなるのです。

 また、買い残が増えると上値が重くなるというのは良く聞く話だと思いますが、売り残が増えれば下値が堅くなるのも事実なのです。下げ期待で売る人が増えれば増えるほど、下げれば利食いの買い戻しが入る訳です。今まで無視してきた財政危機という材料を、今更材料視して売るなどということは非常に浅はかであるとしか言いようがなく、大変な深みにはまりかけているという事が言えそうです。

 状況をよく見てみると分かると思うのですが、日経平均が9300円を下回る水準になると、公的資金がなりふり構わず買ってきているのです。これまでがそうであったので、今後もそうである可能性が高いと見るべきで、下値はかなり堅いと見るべきなのです。 →ranking

 そして、ここ二週間ばかりの話ですが、外資が買い越し姿勢を強めており、先週末はあくまで寄りつきベースでの話ですが、二日間で6000万株以上を買いに来ているのです。何の裏付けもなく外資がこれ程の買い越しを続けるでしょうか?この買いは、10日にはFOMCと日銀の政策決定会合の結果が発表されるのですが、この辺りで大きな変化が出るということを見越したものではないのか?しかも、何らかの確信を得ているのではないか?こう考える方が自然ではないでしょうか。

 今の相場は個人の売りに対し、公的と外資の買いという構図になっているのですが、私にはどう見ても個人が勝つとは思えないのです。ここのところ突っ込みを上手く買って来た個人ですが、どうもここで大きな間違いを犯し始めている様に思えてなりません。幸い個別では下落している銘柄も目立ちますし、225もさほど上昇はしておりません。明日から相場が変わるとは言いませんが、近い内に大きな変化が出てくるのではなかろうかと感じております。

 まあ、前代未聞の事が連日起こる世の中でありますので、今回ばかりは個人が正解!という事もあるのかも知れませんが、基本的には買いが正解の相場であると思います。ここで売っても取れないのではないか?私自身はそう思えてなりません。

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