随分前からある未公開株詐欺ですが、最近は手口が巧妙化しているようです。事情通の話によりますと、半年ぐらい前から流行っている手口なのだそうですが、未公開株を売りつけて、同じ会社の別の社員に電話をかけさせ、その未公開株を5倍とか10倍で買い取りたいと持ちかけ、実際に買い取る素振りを見せ、その後にまた売りつけるという手の込んだ詐欺も実行されているそうです。

 以前は単に未公開の株を買わないか?上場したら凄い利益になるよ!という話が主流だったのですが、詐欺の手口が劇場化しているというのでしょうか。とにかく手が込んでいるという事ですし、しかも狙われているのが高齢者だそうで、判断能力が低下している人たちの被害が多くなっているそうです。

 本来、高齢者が高齢者だけで生活しているから問題なのであり、子や孫と生活していれば、明らかに詐欺だと気づく事も出来るはずなのですが、そうした環境にはないために身を守る術がないのです。相続すべき親の財産が詐欺でなくなるのですから、守ってやらなかった子が悪いとも言えるのですが、何とも悲しい話でもあります。

 これを法的に守れないか?という事で、未公開株の個人出資の禁止という法律を作ろうとしていた動きもあったのですが、ベンチャー企業への出資も出来なくなるという事で、同法案は無期限の見直しという事になってしまいましたので、法的に未公開株詐欺から守るという事は出来そうもありません。

 そもそも未公開株で儲けようなどという考えが間違いで、腐るほど銘柄が上場されているのですし、上場株はある程度は財務も信用できるのですから、上場株で儲けようと考えるべきなのです。そもそも未公開株を手に入れるなどと言うことは、よほどその経営に近い親戚だとか、親友だとかが絡まない限りは手に入らないのが普通なのです。 →ranking

 もし、本当に巨額の利益が出る可能性のある未公開株があったとするならば、間違いなく大手証券が放置する訳がないのです。そして、本当に利益が出るのであれば、誰もそれを売ろうなどとは思わないのです・・・。故に、親戚や親友でもその会社に絡んでいない限りは、有望な未公開株を手にする事など不可能と考えるべきでしょう。

 そもそも売買する市場のない未公開株を買って苦しむなんて事は、絶対にあってはならない無意味な事であるのです。未公開株への出資を規制する法律がありませんし、これからも未公開株詐欺は増え続けるでしょう。どんなに美味しそうな話だとしても、未公開株の売買となれば、99.9%詐欺と認識しても良いと思います。本当にその会社の社長に会い、その事業のためならお金を捨てても良い!そう判断したならば出資すれば良いでしょうけれども、少なくともその会社から頼まれて・・・なって話に乗って、儲けよう・・・などと思ったら終わりでしょう。

 自分の財産を守れるのは自分と家族ぐらいでしょう。まあ、家族に騙されてという事もありますが、その時はそんな家族にしてしまった自分が悪いと諦めるしかないでしょう。騙されないためには、目の前にある公正な(やや疑問はあるが)株式市場で、正々堂々と戦って行く事です。こっそり儲けようとしても、上手く行く訳がないのがこの世の常です。70年も生きていれば分かりそうなものですけどね・・・。狙われている70才以上の方々!是非ともお気をつけくださいませ!

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