参院選挙で民主党が惨敗したことにより、参議院で民主党が過半数を割り込みました。これによりねじれ国会という状態になってしまうのですが、これを懸念した記事を多く見かけるようになりました。国政は株の世界に密接に関連しておりますので、今後の相場を占う上でもこのねじれ国会がどういう影響を与えてくるのかを検証してみたいと思います。

 まず、法案が通りにくいとか、政策実行に時間がかかるだとか、デメリットばかりにスポットが当たるのですが、二議論がほとんど行われず強引に酷い法案が通るケースが目立っておりましたので、議論が尽くされる可能性があるという意味ではねじれこそが理想の国会の姿になるのではなかろうかと思います。本当に必要な法案は、与党野党関係なく認めるはずであり、与党と野党とで全く折り合えない様な法案はあってはならないのですから、国会はより正しい方向へ進む可能性が高くなったのではないでしょうか。

 ただ、問題もない訳ではありません。野党側が要求する内容が、結局は利権を欲した要求となってしまっては、結局は甘い蜜の吸い合いという事になり、何の改革も進まないことになるのです。何せ政治の「せ」の字も知らないような芸能人やらアスリートやらが立候補し、金メダルを目指しながら議員をやるなどという国政をなめきった様な議員もいるぐらいです。当選さえさせれば、党として美味しい!これ以外にこんな候補者を立てる理由がある訳がないのです。 →ranking

 今回、有名人を全く起用せずに10人の当選者を出したみんなの党ですが、渡辺氏が古い人たちに頼らずに作り上げた党だけに、非常に期待が高まります。おそらく、自民党や民主党から脱退し、みんなの党に合流してくる議員が出てくるかとは思いますが、ここで古い体質のメンバーを迎え入れるような事だけはして欲しくないと思います。そして、今の正義の主張を守り抜けば、もしかしたら日本の政治は本当に変われる時が来るかも知れません。

 問題は、日本の政治が良い方向に変われると、円も買われる事になるので、輸出企業は非常に困った事にもなるということです。財政再建が叫ばれますが、今それをやろうものならば、確実に日本は沈没します。
財政再建は絶対に必要ですが、長期的ビジョンの再建策は必要だとしても、目先の具体的再建策はない方が良いのです。非常に難しい話ではあるのですが、10年は増税せずに構造改革で乗り切るという計画は、正に理にかなった政策かと思うのです。

 ただ、本当に問題ばかりで申し訳ないのですが、無駄を削りながら現状維持を続けるとしても、その間に中小企業は確実に潰れていく事でしょう。中小企業支援法の元、多くの企業が救済されておりますが、多くの企業経営者は、景気が回復しなければこの借金は返せないと他人事の様な考えを持っている方が多く見受けられ、努力で何とかしようという雰囲気があまり強く感じられないのです。本来ならば死力を尽くして企業を再生させなくてはならないところで、ほぼ無利息のお金を投入して甘やかしてしまいましたから、そのツケは確実に回ってくる事になるでしょう。 →ranking

 まあ、世界のパンクが先か、中小企業のパンクが先かという話であり、どのみち最後はみんなでパンクかな?とは思います。ただ、そこまで読めていれば対策がない訳ではありません。何せ私たちは金融の世界を多少なりとも知っているのですから、これを利用してこの危機を乗り越える事も可能なのです。恐ろしい状態ではありますが、冷静に状況を分析し、共に生き残って行こうではありませんか!

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