東証の出来高が余りに少ない日が多く、昨日は年初来最低の出来高となってしまいました。余りに出来高が少ないため、停滞局面で動きが良くなる材料株もお休みモードに突入し、日経平均は安値を切っていないというのに年初来安値に突っ込む銘柄が続出となってしまいました。

 出来高が減っているのは日本の株式市場だけではなく、NYもまた減っている状態でありますし、特別日本に魅力がないというよりは、世界的に株はリスクが高いという認識に至っているという事だとは思いますので、誰のせいという訳でもないのですが、しばらくは上にも下にも動きにくい状況が続きそうな気配を感じます。

 ただ、本来ならサプライズであるはずもない様な話が、サプライズとして伝えられたりする事により、ボラティリティが上昇している為に、相場が極端な動きをする事が多くなっております。実際問題として、この2ヶ月間の値幅は日経平均で僅か1000円なのですが、日々の値動きが200円以上ある日が多いですし、市場が閑散としているせいもあって窓が開きまくりなのです。中期での値幅はこんなにも小さいのに、スタンスを間違うだけであっという間に酷い負け方をしたりするのです。

 また、日経平均以上に個別銘柄が売られる局面が多く、特に優良株と思われている様な銘柄が年初来安値を更新したりしており、そういった銘柄が追い証を発生させ、更に相場を冷やすという悪循環を作り出していたりします。これでは多くの投資家がやられて当然とも思いますが、ここで有効なのが分散と、この相場に合わせた投資ルールの設定でしょう。

 将来有望な銘柄が、この相場の影響で年初来安値を更新しようとも、そこに全力で資金を投入しなければ、その銘柄が復活するまでの間を乗り切ることが出来るのですが、問題はその銘柄の選定であります。私がお勧めしてきたのが、6440JUKIであり、6205大阪機工であるのですが、いずれも日経平均が二番底を付けに行く際にも目立った押しはなく、あの下げはほどよい仕込み期間でありました。 →ranking

 今はそれなりに上昇してしまいましたので、高いところで行ったり来たりをしておりますが、高い時に買ったりせず、一部利食いを入れたりしておけば、特に恐怖を感じることもなく動きを観察することが出来るという物です。何せこういった材料株は、胃が痛くなるような急激な落ち込みを見せたりしながら、上昇していく事が多く、上がる度に買いたくなっていては普通は資金が保てなくなるのです。この辺の対応方法がおろそかであると、せっかく安く仕込めていても負けるだけとなってしまいますが、しっかりとしたルールを適用して売買すれば、素晴らしい利益を生んでくれる可能性の高い素晴らしい銘柄となるのです。

 なかなか優良銘柄の上昇が見込めませんが、必ずその時が来るはずですので、今はこの材料株を回転売買させながらその時が来るのを待つ他はないでしょう。まだまだ魅力十分と思っておりますが、間違っても全資金を投入するような銘柄ではありません。投資はあくまでも将来有望な銘柄を中心とすべきと思いますし、材料株はあくまでも幕間つなぎであり、主役にすべきではないのです。材料株を主役にしたならば、それこそ夜も眠れぬ日々が続いてしまう日が来てしまう可能性が高くなると考えるべきです。

 何でもバランスが大切でありますので、どんなに材料株が良いと思っても、やり過ぎには特に注意するようにしてください。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。