G8、G20とがほぼ同時に行われた先週末でしたが、議題が財政再建と景気刺激という相反する目標の為、目立った成果のない会議となってしまいました。ただ、混乱だけは避けたいという思惑は濃厚で、成果がないと同時に問題もない感じで、結果は可もなく不可もなくといった感じで終わってしまいました。状況が悪くなるような結果にだけはしないだろうと見ておりましたが、ここまで何も決められないのも問題かとは思いましたが、それだけ大きな問題が横たわっているので、こんな結果でも仕方ないと言わざるを得ません。

 現在の景気と株価についてですが、各国の危機刺激策により、それなりに景気は底打ちする事が出来、回復基調の国も出てきておりますが、多くの国の国民が自国の借金について敏感になってきており、その不安を写すような形で株価は低迷という事になっている国が多くなっております。

 特にユーロ圏では財政再建に舵を切りたいイギリスやドイツで、公務員が反乱を起こしております。民間からすれば、これ以上の借金は許せないというところですが、金利を上げれば一気に財政は破綻してしまうため、増税や公務員の減給などが必要となるのですが、減給を迫られる公務員にとっては死活問題という事になり、公務員はそれを阻止しようとデモやらストという行動で反抗してきているのです。国があっての公務員だと思うのですが、甘えに慣れすぎた公務員には理解不能なのでしょうね・・・。こんな動きを見ていると不安が増幅してしまいますが、景気が本格的に回復するという自信が持てる様になる前に財政再建などと言えば、こうなるのは当然の流れであり気持ちは分かりますが、今やるべき事は財政再建ではないと言わざるを得ません。

 まあ、結局財政再建など不可能なほどに借金が積み上がっているのですから、財政再建を後回しにしたところで結果は酷くなる一方ではあると思うのですが、先送りしている間に本当に再建のチャンスが巡ってくる可能性はなくもないのです。9割9分無理だとは思いますが、現時点で10割無理な財政再建も先送りすれば1分の奇跡が起こるかも知れないのです。だったら1分の奇跡に賭けるべきではないかというのが、今までの行動だったはずなのです。 →ranking

 各政府は、とにかく借金まみれであり、その担保は住宅であったり、株であったり、債権であったりする訳で、今は何とか保っているとしても、これらが極端に値下がりすれば、あっという間にソブリンリスクが増大してしまいますので、これらを暴落させる訳には行かないというのは世界の共通認識でありましょう。それが故にサミットは可もなく不可もなくという答えになったのだと思いますが、とにかくある一定水準からは下げさせない!という意志が働くのは間違いないと考えます。

 上もないが下もない・・・。これが当面の相場のトレンドという事になりそうで、そうなってくると出番となるのが材料株であります。一ヶ月以上も前からこの様な状況に至る可能性を予見し、出来る限り材料株を仕込むようにしてきたのですが、指数系が軟調な相場を続ける中、材料株は素晴らしいパフォーマンスを実現してくれております。

 この今までご紹介した6440JUKI、6205OKKに続く同じく機械系の銘柄に続き、今度は二桁の材料株を推奨しました。いずれもなかなかのパフォーマンスを実現してくれているのですが、一つだけ大きな問題があります。こうした材料株は、短期で素晴らしい利益を出してくれるくれる事が多いのですが、扱いを間違うと、あっという間に地獄にたたき落とされる事が多いのです。値がさ株で破産する人は少ないのですが、材料株で破産する人は本当に多いのです。どうか、利益の大きさに目をくらませることなく、注意点を守って慎重に売買をしていってください。

 また、時間と共に安く買える銘柄は激減してきておりますので、賭の要素が日々上昇していっている事も忘れてはなりません。まだ何とかなるレベルではあると思いますが、一ヶ月前に仕込んでいた人から比べれば、格段にリスクは上昇しているのです。そして、更に一ヶ月後にもなれば、更にリスクは増大している事でしょう。その後に残っていられるかどうかは、ここでどういった行動を取るかに掛かっております。

 儲けやすい相場ではありますが、その裏にはそれと同じだけのリスクがあること忘れないようにしてください。

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