日経新聞社とテレビ東京の実施した世論調査によりますと、管内閣の支持率は68%と急騰しました。鳩山内閣が20%をも割るかというところまで下落していたのですが、首相が交代したというだけでここまで支持率が急騰するものなのかと、正直驚きました。大臣の約半数はそのままですし、政権的には特に代わり映えはしないのですが、悪の権化のように見えていた小沢氏が切られたことにより、不安だった国民は一気に解放されたという感じなのでしょうか。

 選挙対策のためにぎりぎりまで鳩山内閣を引っ張るはずで、ぎりぎりまで落ちたところで首相を代えることにより、支持率を急回復させるという有識者の話を聞いたことがあったのですが、まさかここまで上手く行くとは思ってもおりませんでした。管首相になってもなにも良くなった訳でもなければ、期待が高まる何かをした訳でもなく、しかも期待出来る雰囲気もないのですが、それだけ国民は不安であったという事なのでしょう。

 実際に菅氏の発言を拾ってみますと、財政再建と成長を両立させるという事をおっしゃってましたが、財政再建が実現するとなると、当然起こるのが円高です。円高で企業が今まで以上に収益を上げていくことが出来るでしょうか?財政再建と経済成長というのは、相反する物であり、両立するには何らかのマジック(イカサマ)が必要なのです。せめて楽しいマジックショーならば良いのですが、最終的には騙された・・・で終わるのが落ちでしょう。

 そもそも円安の方が日本企業に有利という持論をもち、財務大臣の時には円安が望ましいと口先介入をするぐらい円安を支持していると見られる首相が、どうしてこんな矛盾以外のなにものでもない発言をしたのか?当然株式市場は不安に包まれます。財政再建=金融の引き締め?という公式も成り立ちますし、とにかくもっと具体的なマジックのプランを明かしてくれないことには話にもなりません。

 だからこそ日本株はこうして軟調な展開となっているのだろうと思うのですが、68%もの支持をもらった管内閣は、この期待に応えられるのでしょうか?社民党との関係が切れたのを機に、今度は国民新党も切ろうという雰囲気も見え始めておりますし、その後は公明党との連立でも考えているのでしょうか?悪さからの反動から得ている支持率急騰がどこまで保つのかに注目したいところです。 →ranking

 そして株の世界ですが、この支持率急騰の裏で株価は年初来安値を更新し、すっかり不安に包まれております。しかし、安いところでは売らされない年金が買いを入れており、不安は高まっているとしても危険は過ぎ去っている様に思います。特に材料株には元気な物が出始めており、注目していた6440JUKIが大商いで高値に迫り始めておりますし、それに続く銘柄もジワジワと上昇を開始し始めております。短期急騰とはまた違う面白い相場に発展しそうな気配が濃厚で、材料株からは目が離せない状況が続きそうです。

 管内閣の支持率急騰と、材料株の急騰の絡みはありませんが、支持率が急落するような事になると、やっぱり悪影響は出てくるかも知れません。私の管内閣への期待は邪魔だけはしないでくれと・・・ただそれだけです。

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