3月の株価上昇局面で、どう考えても異常なほどに欧州の証券会社から買いが入っておりました。日本の先行きにそれほどの明るさがあるとは思えず、こんなところを買っても利食いできるはずもないだろう。なんてクレイジーな買いだろうかと思って見ていたのですが、その後にギリシャ問題が悪化し、ユーロが暴落することとなりました。

 ユーロが暴落したということは、円の価値が上がったという事になります。一見クレイジーに買い集められた様にしか見えない日本株ですが、これだけの円高ユーロ安になれば、株価が1万円まで下落したって利食いになってしまうのです。欧州の買いは日本株の上昇期待などではなく、あくまでもユーロの混乱を利用したユーロ安目的の買いだったのではなかろうか?

 その真意は分からないところではあるのですが、おそらく大筋は間違っていないと思います。あの買いを見て、そこまで予想を巡らせることができず、まだまだ修行が足りないと思ったりもしているのですが、結局株価は下がった訳ですし、結果は特に問題なしという事になります。

 そして、現在の状況でありますが、欧州勢は株価がこんなにも下落したのに、利食いと見られる売りを次々に出してきております。どうやらその売りを個人が買っているようなのですが、買ったところからも下落してしまっている事から追い証が発生し、さらに投げが出たりもしておりますので、一見状況は悪くなってきているようにも見えるのですが、欧州勢がこのユーロ安を読んで日本株を買っていたのだとするならば、その逆もまた然りという事になるでしょう。 →ranking

 日本株での利益確定を進めているという事は、目先これ以上のユーロ安は止まると見ているのでしょう。ユーロ安が止まるということは、米株も上がり出すという事になりますし、日本株も上がり出すという事になります。何せ売りに回っているとはいえ、あれだけ強烈に買ったものをすべて利食いできる訳はありませんし、欧州はさらにマネーをばらまく政策をとったのですから、引き続き買いに行くしか手がないのです。

 また、今月はファンドの解約売りが出ており、そうした潜在的売り圧力が相場を乱していたともいえるでしょう。とりあえず、突発的な新しい悪材料がある訳ではありませんし、今ある悪材料のほとんどは消化されていくことでしょう。目先の嫌な株価は買いで勝負していくべきではないでしょうか。

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