東京証券取引所が、11時から12時半の昼休みを廃止するかどうかの検討に入りました。これは、多くの外国の株式市場に昼休みがない事や、大阪証券取引所が先物取引の昼休みを撤廃するという動きに対応するためのもので、致し方のない流れとは思うのですが、長年このシステムで動いてきた私には非常に残念なニュースでありました。

 どんなに相場で熱くなっても、前場が引ければ冷静に戻れる事もありますし、正直言って前場の2時間に全神経を集中して取引をした場合は、昼の1時間半の休みは非常に有意義でありました。時には仲間と後場の作戦を立てたり、情報を収集したりと、場が動いていないからこそ出来る事が沢山あるのです。 →ranking

 確かにグローバル的視点から見れば、昼休みがない市場の方が多いのですが、真似する必要はないでしょう。昼休みは独自の文化となったとしても、悪くはないと思うのです。まあ、確かに1時間半はいらないかも知れませんが、一度場を閉じて参加者を冷静にさせるのは、決して悪い事ではないと思うのです。

 廃止の理由として大証の先物との関連で、大証が来年春に昼休みを廃止した場合に、先物に休む時間がないのに現物は休むという事が起こり、このシステムの差を利用した相場の揺さぶりが懸念されるという事もあるようですが、そもそも大証に先物をやらせ、東証で現物をという考えがおかしいと思うのです。大証は少しでも売買高を伸ばしたくて昼休みを廃止という事にするのでしょうけれども、大きな迷惑としか言いようがありません。

 まあ、そうはいってもやはり昼休みはなくなるのでしょうね・・・。本当に残念ではありますが、こんな事に文句を言っても始まりません。ただ、いつも忙しく動くのではなく、集中する時間があり、休む時間がありというのが人には必要なのではないでしょうか。コンピューターを使ったシステムトレードには関係のない話かも知れませんが、多くの個人投資家は頭脳を元に投資活動をしているという事も考慮して欲しく思います。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。