225の上昇に怖さが出て来た頃、個別物色の流れを作り出し、誰も注目するスター銘柄へと成長した5352黒崎播磨ですが、本日になって信用規制銘柄と成りました。規制内容は至って普通で、増し担保、信用日々公表といったところなのですが、相場が加熱しており、当局としては規制しない訳には行かないのかもしれませんが、連日当局へ掛かってくる大量の規制要望の電話の主は売り方ではないかという話もあります。

 これだけ上げれば売り方も死ぬしかない状態になりますし、正に必死の要望という感じですが、こうして規制をかけることにより、せっかく広がり始めた個別物色の流れに水を差す結果となる可能性高く、少なくとも様子見の姿勢は強まってしまう事でしょう。

 そもそもその株の価値などというものは、配当を基準に考えたり、将来性を考えたりと、色々な見方をしながら皆で取引をして折り合いが付いたところで決まるものであります。そして、それは流動的であり、決まった値段などありませんし、理論株価などというものもないのです。極限を言えば、今の値段より上がるか下がるかだけが目的であり、そこに参加する人達が何処まで買い上がろうとも、そしてどこまで売り叩こうとも、それに善悪はないと思うのです。

 今、正直言って日本株は買われ過ぎだと思ってます。失業率の悪化は止まっている様ですが、政府がお金をバラ撒いて止めているだけであり、資金供給が止められれば再度の悪化が始まります。無限に資金供給できるのであれば問題はないのですが、限界はかなり近いと言わざるを得ません。本当に危険な状態であるのは確かな事実でしょう。

 しかし、ここで世界が選択した景気回復シナリオは、株価を上昇させて不良債権を正常化させるというものです。日本も構造的問題を抱えながらも何とかここまで上昇して来ましたし、225の指数売買ばかりが中心であった相場が、材料株である黒崎の活躍等もあって相場に広がりが出て来たのです。

 本来願ったり叶ったりの状態にあるはずで、この規制は市場のためにはならないと思いますし、こんな銘柄の参加者は会社の先行きがどうとかは考えていないのです。どうせ世界中が楽観論と過剰な資金供給で仕手化しているのですから、何もここだけ冷静にさせる必要はないのです。必要なのは、参加者は注意するように!という警告を発する事位でしょう。よほどの陰謀がない限りは、当局は勝負の行く末を見守るだけにすべきなのです。

 もし、こんな銘柄に規制をかけるというのであれば、225の先物にも規制が必要という事に成ります。これだけ無茶に買われて来たのですから、規制は当然という事になるはずです。

 まあ、結局は当局が権力を振りかざしたいだけなのでしょうけれども、こうして相場が潰されるのは本当に残念です。ただ、地場証券などは相当鼻息が荒くなってましたし、一旦冷や水が必要な相場であったともいえますし、こうして規制が入ると売り方が勢いを増して行く事が多く、その後に相場が息を吹き返した場合は更に凄い上昇が見られるように成ります。

 目先は規制を入れた当局に対して嫌悪感を感じますが、これを機に一休み出来るのも悪くもありません。丁度買いたくない値段まで上がっていたものが、買いやすくなったりしてますしね。ここは様子を見ながら押し目買いとなりそうです。

 ただ、世界の相場自体がどうなってもおかしくない状況であり、基本的にはほぼ完全に相場全体がギャンブル状態といえるでしょう。今の相場に大丈夫という言葉はないのです。まあ、何時の世にも大丈夫な相場など存在し得ないのですけどね・・・。

 今日は嫌な雰囲気の相場展開になっておりますが、こんな時こそ買いで良さそうです。危ない状態ではありますが、未だ材料株相場は続くのではないでしょうか。おそらく、この規制で完全に腰折れという事はないでしょう。

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