検察VS小沢の勝者は!?

 昨日、小沢氏は首相公認で民主党の幹事長を続投する事となりました。彼の言い分はこうです。「検察が白と言ったのだから、自分は白が保障された」という事の様ですが、単に証拠不十分で不起訴というだけの話であり、誰も白とは言っていないのです。また、衆院議員の公開資産によれば、小沢氏の金融資産はゼロという事の様ですが、どう考えても地検とのやり取りからはかけ離れた内容という事になるのではないでしょうか。

 この様な状態でありますから、多くの国民は「小沢は限りなく黒に近い灰色だ」と感じているでしょうし、だからこそ小沢氏へ対する世論は厳しいのでしょうし、民主党への支持率も不支持が上回ってきているのでしょう。 → ranking

 さて、この状況を見て、確かに逮捕までは漕ぎ着けられなかった検察でありますが、本当に勝ったのは小沢氏なのでしょうか?もし、検察の狙いが最初から逮捕ではなく、世間の目を変える事であったなら、これは間違いなく検察の勝利という事になるでしょう。

 おそらく、小沢氏が何を言おうとも国民の疑いの目は変わる事はないはずです。コンクリートから人へ等と言いながら、小沢氏の地元では国内最大級のダムが建設中であったり、無駄を削れば予算は出ると豪語しながら結局無駄を削れずに国債増発に走り、公約は次々に反故になる次第です。ここまでダメ振りを見せ付ければ、いくら始まったばかりだからとは言え、国民もいつまでも甘えさせてくれる事はないのではないでしょうか。 → ranking

 鳩山首相も小沢氏を擁護せずにさっさと首を切っておけば、もしかしたらその財力を使って何とか道も見えたかも知れませんが、もはや同罪ですからね・・・。しかも、鳩山氏もお金の流れが不明瞭であり、選挙の前に民主党も分裂する事となるのではないでしょうか。

 そして、やっとまともな集まりが出来上がってくるのではないか・・・。そんな風に思うのですが、日本の経済がそこまでもってくれるでしょうか?株の取引をする事を生業としている私としては、ここが非常に重要なポイントとなります。長期の自民党政権により積み上げられた国の借金は1000兆円に迫る勢いであり、民主党もまたこの流れを止めるどころか、景気対策と銘打って国家予算と国債は増大しているのです。 → ranking

 また、中国頼みの外需回復と、エコポイントを代表とするばら撒きによる内需回復。更にいえば11月の地デジ移行を特需とした相乗効果での家電販売の好調ですが、いつまでもエコポイント需要が続く訳もなければ、地デジ特需も終るのです。それと、最も重要なのは中国のバブルが崩壊する危険に晒されているという事です。中国万博まで大丈夫などとまことしやかに囁かれておりましたが、開催80日前になっても完成の兆しの見えないパビリオンが多いそうですし、非常に苦しい状態になってきていると言えるのではないでしょうか。

 更にいえばユーロ圏の問題です。ギリシャを発端とし、ソブリンリスクが増大し、もはやただでは済まない状態であるのは確かであります。負の連鎖を止める手段は見えて来ませんし、問題は拡大して行く一方でしょう。 → ranking

 こんなにも大変な状態にあるというのに、日本の状況は上記の通りであります。今回の検察の判断は悪を許すな!という意味では正しいと思います。悪であるのは間違いないでしょうし、火のないところに煙は立たないのです。悪が殲滅されるまで、正義の為に戦って欲しいと思いますが、タイミング的には非常に微妙ではあります。何せこんな事は何年も何十年も繰り返されてきている事なのです。それを、何故今なのか?これだけは疑問でなりません。

 まあ、民主党にこのままやらせても結局駄目になって終るだけだと思いますし、どう考えても鳩山首相は中継ぎでしょう。民主党自体が中継ぎだとも思いますので、検察は時期よりも正義を優先したという事であれば、それはそれで問題なしとも思います。 → ranking

 ただ、これからの世の中は相当荒れるだろうし、多くのアナリストが予想している様な状態にはならない様に思います。

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