米国債が売られ、金利が上昇し、これを嫌気して米国株は売られました。

更なる利上げ懸念もあるので、ちょっと頭の痛い展開ですが、150円どころでは為替介入があるのではないかという思惑が働いているので、一気に円安にはなっていっていません。

とは言え、介入だけで為替がコントロールできるわけでもなく、本気で円安を止めたいなら日銀が引き締めに動くしかありません。

米国が緩和に動いてもドル安になりますが、今はまだ緩和はできないでしょう。

となると、やはり日銀は引き締めに動くのか?となりますが、既にインフレは行き過ぎている状態です。

原油高を中心としたコストプッシュの面は強いものの、インバウンド効果も手伝い、インフレ率は理想を上回っていると見て良いでしょう。

ですから、既に日銀は引き締め待ったなしの状態と見ており、10月末の日銀政策決定会合では利上げか、それに近い政策に変更してくると見ています。

そうしたこともあるからこそ、為替が150円を前に足踏みしているのでしょう。




さて、その時に円安メリット銘柄はどこまで耐えられるのか。

そういう意味では、そうした銘柄の配当取りを狙わずに、利食いを優先した方が良いとも言えます。

次の配当までの間に安く買い戻せる機会はありそうです。

ちなみに、介入で為替をコントロールし続けるしかなく、破綻が見えているのが中国とロシアです。

この両国はどうしようもない状態です。

中国は人口政策と不動産バブルのコントロールの大失敗。

ロシアはウクライナ戦争という大失敗。

どちらも狂犬外交で、且つ協調性がないので、崩壊まで行くしかありません。

まあ、我々の経済に影響が出るのは中国です。

ロシアは敗北すれば、後は資源をコントロールすれば我々に取ってはプラスに働きますので、ウクライナを支援して負けないようにすれば良いだけです。

ただ、中国だけは本当にどこまで影響が出るか・・・。

引き続き、よく観察しながら避けられるものは避けていくしかないでしょう。

ところで、岸田に意外と良い面がありました。

悪い面ばかりをピックアップしても仕方がないですし、良い面も見ようかと思います。

ただ、本当に回りくどいし、分かりにくかったので、もう少しまとめて次のレポートで取り上げたいと思います。

投資先さえ間違わなければ、意外と悪くないかも・・・。

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