6月のMSQを通過しましたね。

この一ヶ月の上昇は今日が目標だと見ていましたが、通過してもまだ強いですね。

先行して大分整理されていましたし、SQで終わりではないと思っていたので、これだけ強くても何の不思議もないのですが、売り方にとっては地獄のような相場でしょうね。

この相場、そう簡単には下がらないと思いますが、急落する可能性はずっとつきまといます。

何故かと言えば、世界二位のGDPを誇る中国経済がぐちゃぐちゃだからです。

もうどうにもならないのに周辺国を威嚇しまくりで、お友達?いや子分のロシアは虫の息です。

完全孤立の道を歩んでいる中国はいずれ崩壊するのは確実です。

ロシアがあれだけ暴れてもまだ生きていられるのは資源国だからです。

中国が同じ事をすればどうなるのか?

あっという間にエネルギーも食料も尽き果ててしまいます。

また、米国債を沢山持っているとか、金(ゴールド)を沢山持っているとか言われていますが、米国債は米国がロックする事ができるので、乱暴に売ろうとしても価値をゼロにされる危険性があります。

そうした危険を回避するために、脱ドルとか言っていたのだと思いますが、こういうことを言っている奴らは頭が悪いとしか言いようがありません。




確かに、ドルに支配されているのは面白くありませんが、今更これを覆そうとしても無理です。

中国に覆せる理由は微塵もありません。

例えば、石油をサウジから買って、それを人民元で決済するのは売る方も買う方も嫌に決まってます。

いつかは変わる日は来るのかも知れませんが、ドルがこれだけ浸透している世の中で基軸通貨が変わる事はないと言って良いでしょう。

ドルは無敵です。

どこにどれだけドルがあるかは管理されており、逆らえばその価値がなくなるのです。

米国があまりに横暴なことをすれば別ですが、そこそこまともであり続ける限り、このぐらいの管理がされている方が意外と都合が良いとも言えます。

そもそも、この決済はドルで、この決済はユーロで、この決済は円で・・・なんて面倒です。

何でもドルで決済できるとしていた方が、便利ですし、今更これを変えるというのもどうかということになります。

ちなみに、中国が大量に持っている金も米国の管理下であり、現物の多くはNYの地下金庫です。

米国に逆らったら、これも差し押さえ対象というわけです。

総合的に考えて、この状態で暴れたロシアは大馬鹿で、中国もまた大馬鹿ということになります。

どうして米国に勝てると思うのか?

そして、国際社会を味方に付けられると思うのか?

まあ、こんな状態ですが、今すぐに中国が壊れると流石にダメージが大きいです。

じわじわと中国をサプライチェーンから外し、壊れても影響が限定的になるようにとしているのが今と見ています。

ですから、今は良いのですが、西側の思惑通りゆっくり壊れずに急激に崩壊すると厄介な事になるわけです。

故に中国の動向には注意が必要だと思います。

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