買い残が溜まっていますし、来週のSQに向けての売り仕掛けがありそうだと思いながら、ちょっと警戒気味に見ています。
個別にどこまで影響するかは気になるところですが、流れ的には円高と見ているので、円高に強い銘柄に力を入れると良いと思います。
それと、引き続き根強いのがPBR1倍割れ銘柄への修正です。
東証は1倍割れ企業に開示を強く求めていますが、余裕のある企業は少なくとも自社株買いを実行してくるでしょう。
特にプライム銘柄で余力のある企業には期待度が高まりますが、ポイントとなるのは決算発表の辺りかと思います。
さて、ここで銘柄選びです。
プライムでPBR1倍割れで、円高で恩恵を受け、自社株買いの余力もある。
更にプライムに残りたいと願っている企業・・・。
買われるタイミングが読めないですし、あくまでもデータから割り出した銘柄なのですが、82〇〇が良さそうです。
内需系であることもメリットになると見ています。
足下では25日線を割り込んでいますが、ここは押し目買いチャンスと見て良いでしょう。
こうして条件を当てはめていくと、買える銘柄は見つかります。
ちなみに、推奨銘柄として特に良いのは7000番台のあれです。
目先はSQに向けて荒れそうな気配もあるのですが、荒れたところはチャンスになると見ています。
まあ、できれば個別は巻き込まれないと良いのですが、無傷というわけには行かないのですよね・・・。
ですから、今は少し余裕を持たせて、突っ込んでも買えるようにしておけば良いと思っています。

しかし、世界がどんどん変わっていきますね。
まあ、変わっていくと言うよりも、変わったと思っていたものが元に戻っていくような感じですが。
その主たるところはESG投資です。
チューリッヒが気候変動対策同盟から離脱しました。
英中央銀行はESG投資を見直すと発表しました。
米国は下院を握る共和党が反ESGです。
中国は環境を謳いながら劣悪な石炭火力を増やしています。
日本企業の開発している新型石炭火力発電は、かなりクリーンだと言われていますが、中国のそれは話にならないレベルです。
結局、真面目にESGをやってきた国が馬鹿を見ているということです。
今の資源高は、もちろんロシアが悪いのですが、要因の一つに過ぎません。
主たるところは行きすぎたESG投資で、本来これはもっと早くに間違いと気付くべきものだったはずなのです。
しかし、これが流行りだした頃にコロナで世界的に経済活動が低下し、エネルギー需要が減退しました。
これにより、ESG投資によってエネルギー価格の上昇が抑えられてしまったのです。
そうしている間に公共事業的にどんどんESG投資が過熱。
そして、アフターコロナとなり、エネルギー需要が回復してきたら安価なエネルギーがなくなっていたというわけです。
コロナさえなければ、こんな大混乱に至る前にESG投資は見直されるはずだったのですけどね。
人類は本当にどえらい罠にかかったものだと思っていますが、これがどう解消されていくのか・・・。
そして、一度舵を切った日本が、欧米勢と共に脱ESGに向かえるのか?
まあ、方向性は間違っていると思いますが、環境保護に力を入れるのは間違いだとは思いません。
やり過ぎれば害悪ですが、やらないのもまた害悪です。
ただ、方向は修正されるべきであり、欧米勢は既にまともな方に舵を切っています。
まあ、フランスはまた中国とくっつきたい様で、これがまたどう影響してくるのか・・・。
いつも思うのですが、EUというのは本当にまとまりのないおかしな集団です。
何がどうなるか読み切れませんし、今後もヘッドラインを追いながら先行きを予想していきます。
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