あれだけ下げればリバウンドしてもおかしくないのですが、中国株は終わっていると見ても良いでしょう。
結局、習近平の独裁が確定したことにより、西側との対話路線がなくなったのです。
米国は最新の半導体を中国には渡さないとしたので、中国のハイテクレベルはがた落ちしたのですが、回復させるには対話路線しかなかったのです。
軍事力で圧力をかけようにも、ロシアがウクライナ侵攻に失敗し、世界から強烈な制裁を受けている事を見れば、この選択はしないでしょう。
そもそも、台湾を取っても、台湾の半導体製造も西側技術と原材料なしには成り立たないのですから、中国には何のメリットもありません。
まあ、軍事基地にするぐらいの価値はありますが、半導体が作れない状態では軍備を拡張できません。
現在の中国へ対する規制では戦闘機を作る事が出来ません。
当然、ハイテク誘導兵器も作れないし、多くの兵器が生産困難どころか、生産不能となるのです。
現状でもこんな感じなのに、対話路線を封じて来たのが習近平です。
中国に進出している多くの外資は撤退していますが、日本企業は取り残されるところが多くなるような気がします。
天安門虐殺事件の後は日本政府が中国を国際社会に復帰させましたが、今度ばかりはそうもいかないでしょう。
まあ、親中の岸田と林、公明党はそういうことをやりそうな気もしますが、流石にこの路線を続けることは難しいでしょう。
とにかく、中国は習近平の独裁で終わりが確定したようなものです。
今日は小幅安で始まっている中国株ですが、こういう動きは介入臭さも感じますし、結局は下に向かうと見ています。
問題は、それが世界経済にどう影響し、特に日米の株価にどういう影響を及ぼすかです。
逃げ遅れて大ダメージとなる企業は売られて当然ですが、その影響でインデックスも売られるので、どこまで無関係の銘柄に影響するかです。
とりあえず、無関係と思える銘柄を選別するしかありませんが、上手くやれば逆に大きく利益を出すチャンスだと思います。

とにかく、中国の衰退と西側からの分離がどこまで織り込まれているかです。
最悪の場合はインデックスはまだまだ下がる可能性はありますが、別の意味では様々な産業が西側に帰ってくるのですから、儲かる企業は儲かるのです。
ですから、何でも売れば良いという事でもありませんし、織り込んでしまえばインデックスも上に行く可能性はあります。
ただ、判断するにはまだ時間が必要なので、控えめながらも選別した銘柄を買っていく感じが良いと思います。
こんな相場でも、暴騰する銘柄は出てくると見ていますし、そうなる可能性のある銘柄の仕込みは続けています。
今日は狙い通り上昇し、8%程値上がりしている推奨銘柄もあります。
なかなか抜けなかった1400円を一気に抜いてきましたからね。
これは期待大で継続しているところです。
先週は1200円割れを買うチャンスもありましたし、買いだとレポートもしました。
短期で美味しい動きとなっていますし、こうした銘柄を今後も推奨したいと思います。
世界情勢はまだまだ混沌としていますし、何が起こってもおかしくはないのですが、リスクを意識しつつも攻めていきたいところです。
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