先週末の米国株はジャクソンホール講演を切っ掛けに急落しました。

事前に連銀から発表された原稿内容とかけ離れたタカ派の講演だったために、株式市場が大混乱となったのです。

パウエルは株価が騰がっていたことに腹を立てていたのか?と思う程にタカ派な発言でした。

まあ、最近の株式市場は好材料を探しては買うという状態でしたからね。

株価が騰がればインフレ要因になりますし、これを抑えたい気持ちは分かります。

ただ、何度も言っている事ですが、現在のインフレの主因は間違ったエネルギー政策から来ているのです。

株式市場に圧力をかけてどうにかなるものではないのですが、こうなってはもう・・・といった感じですね。

強気だった買い方は一斉に刈り取られた感じですが、重要なのは日本株にどれ程影響を与えるかという事です。

詳細はメンバーにレポートしています。

さて、8時半現在ですが、225先物は28000円近辺まで売られていますが、個別材料株はそれ程酷くない印象です。

中には気配が高いものもありますね。

まあ、寄り付き直前でどんどん売りが出てくるかも知れませんが、今のところ大混乱になりそうな感じはしません。

現時点での予想ですが、仕込みそびれていた投資家が仕込むのに良い機会で、この下げを見逃す手はないと思っています。

ただ、買い場は今日ではなく、明日か明後日辺りになる可能性の方が高いと思いますので、今日は観察していれば良いでしょう。

とは言え、良い感じで押せば今日買うのも悪くはないと思います。

あくまでも銘柄の動きを観察しての話で、全ての銘柄での話ではありません。




ところで、支持率急落で焦った岸田はコロナ政策の見直し、原発再稼働と新設等、まともな事をやり始めています。

現時点ではどれも検討ですが、実行が伴いそうな雰囲気を感じています。

しかし、どうしても気になるのは、国内向けは検討、検討、検討・・・と比べ、海外向けはあっという間に決まるのですよね。

アフリカ向け経済支援4兆円は、さくっと決めてしまいました。

これだけで日本の防衛費に匹敵するのですけどね・・・。

まあ、それでも国内向けも動き出していますし、多少は期待もしているところです。

私の仕事は主義主張ではなく、今ある材料で相場がどう動くのかを予想する事ですからね。

ただ、色々知っていないと相場の動きが読めなくなるので、広く浅く色々知っておくと良いと思っているところです。

今日は何がどこまで売られるのか?

逆行高する銘柄はどれなのか?

難しくなってきましたが、慌てずにしっかり観察していけば良いでしょう。

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