定義上はリセッション入りですが、強気のバイデン政権は失業率が低いという事でリセッション入りを認めていません。
そもそも、インフレを招いているのが、バイデン政権による過度のSDGs政策であり、これさえ改めればかなりインフレは抑えられるのです。
しかし、政策面はそのままに、インフレ対策をFRBに丸投げしています。
結果として、過度のインフレは抑えられつつあるが、抑える前に景気が悪くなっているのです。
しかも、悪化した4-6月期GDPですが、6月の1%利上げと今月の0.75%利上げの影響はまだ少ない状態なのです。
6月と7月の利上げの影響が強く出るのは7-9月期GDPとなるので、リセッションではないと言い張っても、次のGDPが発表される10月までの間には様子も変わっているでしょう。
11月は中間選挙ですが、GDPが悪化しているのはほぼ確実で、それはバイデン政権の責任です。
よって、11月の中間選挙で民主党は大敗となり、バイデン政権は完全にレームダック化する可能性が高いでしょう。
また、バイデンの認知症はかなり進んでいますし、あまりに政策運営が酷いので弾劾される可能性もあると見ています。
バイデンに残された道は、レームダック化するぐらいなら政策を変更するという手ですが、それは共和党と同じ考えとなるので、そうなったとしても民主党が選ばれる要因にはならないと言えます。

ちなみに、今のインフレは「バイデン・インフレ」と呼ばれていますが、今回のリセッションは「バイデン・リセッション」と呼ばれています。
トランプは4年間戦争をせず、軍事活動を縮小させていたのですが、バイデンは上手く戦争の波に乗りました。
ロシアが暴れだした素地としては、欧州から始まったSDGsの波があります。
愚かな欧米人が環境保護を訴え、石炭や原子力を使わず、風力や太陽光へと走ったのですが、結局はエネルギーが足りないので安いロシア産のLNGを利用し始めました。
結果としてロシアは裕福となり余裕が生まれ、ウクライナを手に入れようとなったのです。
そして、戦争が始まった訳ですが、ウクライナを支援するという形でどんどん兵器を送っているので、米国の軍事産業は大助かりという訳です。
ロシアは終わりに向かって走っていると思いますし、影でこそこそ支援している中国もまた終わりに向かっていると言えます。
独裁国家は色々ごまかしていますが、実態は既にどうにもならない程に痛んでいますし、回復不能のダメージを負っている状態です。
これが元で大暴落が起こる可能性もありますが、ダメなのは既に分かっているとも言えなくはないのです。
まあ、目先は色々煽られますし、ダメージは出てくると思いますが、全てがダメという事にはなりませんし、活路はあると思っているところです。
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