225は売られて始まりましたが、じりじりと戻していますね。

今週末のSQに向けて売り仕掛けの話はあったのですが、あったとしても大したことはなさそうですね。

特に言われていたのは8日に出てくる1兆円程度のETF利払いの為の売りですが、こんな分かり切った売りに対処できない程に市場参加者はバカではありません。

まあ、ここから下げに転じていく可能性もありますが、今日も個別重視で何とかやりたいですね。

ところで、650円前後で一部利食いをお勧めしていた9501東電ですが、想定通り600円付近まで下落してきました。

利食いは、こうした下げを買いに行くための行動です。

下げてくると怖いと感じるかも知れませんが、こうした場面は狙って行くべきです。

詳しくはメンバーにレポートしています。




さて、先日ロシア最大の上場会社ガスプロムの株価が暴落しました。

これは、増配とまで言われていたのに無配を発表したからなのですが、どうして無配になったのかと調べると、9月から10月にかけて3兆円を超える税金をかけるとロシア政府が発表していて、この支払いのために配当原資がなくなったようです。

結果として10兆円が株価の下落で吹き飛び、焦ったロシア政府は買い支えを実行したのですが、支えきれずにまた下落しています。

売られた原因は政府にカネを取られるから配当が出来なくなったという事であり、この事実が変わらないのに株価が戻る訳はないのです。

おそらく、3兆円つぎ込んでも株価は元に戻らないでしょうね。

こんな行動を見ていると、やはりロシアは終わりに向かっているとしか思えませんし、行方の予測はそれほど難しくありません。

さて、難しいと言えば米中関係です。

米国はG7、NATO会合などを通じ、中国を敵国として扱うように舵を切りました。

その一方で一部の貿易品の関税を元に戻すような事も言っているのです。

どちらが本音なのでしょうか?

共和党ならもう少し分かりやすいのですが、民主党は何を考えているのかさっぱり分かりません。

まあ、全体的に見れば中国を切り離す方向に行っている様には見えるのですけどね・・・。

この辺の事はヘッドラインを注視する必要があります。

見えてくるものがあれば投資方針も修正する必要があるでしょう。

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