今日は下げる場面もありましたし、一服となっていますが、先行きがどうかと言えば上の可能性が高いと見ています。
600円で調整しなかったので660円付近での調整は想定内ですし、むしろ調整した方が良いぐらいです。
やはりこの先、原発がどうなるかが重要だと思います。
原発を再稼働すれば、当然東電の収益は向上する訳です。

では、再稼働はあるのかとなりますが、結論から言えば再稼働の可能性は90%を超えるでしょう。
ほぼ100%と言っても良いぐらいです。
なぜかと言えば、国内の原発アレルギーに関しては大手メディアが活動家と共に恐怖を煽っているだけで、実はそこまで強いアレルギーはないと言えるのです。
問題は、あくまでもメディアの姿勢だけで、メディアと政府がしっかり説明をすれば、再稼働に反対する向きなど大したことはないと言えるのです。
まあ、メディアが再稼働に賛成してくるかどうかは分かりませんが、流石に停電の危機まである状態で原発を再開するなとは言い難いでしょう。
そもそも脱原発の流れを作り出したのはドイツで、ドイツは原発を捨ててロシアにエネルギーを頼る選択をしましたが、それが大失敗に終わった訳です。
本当はロシアのガスが欲しくてたまらないのですが、ここでそれを言ったらおしまいという訳ですね。
となると、ドイツは新たなエネルギーを確保しなければならないのですが、LNGを他国から仕入れようにも貯蔵施設が足りないし、LNG船も足りないのです。
色々都合はあるのでしょうが、とにかくドイツは原発を再開する以外に道はないのです。
日本よりもエネルギー高に苦しんでいるのですから、日本よりも先に再開を決める可能性は高いですし、ドイツが原発の再開を決めれば、もはや日本の原発再開に障害はないとも言えます。
とりあえず、夏の電力ひっ迫が問題となっていますが、最大の問題は冬なのです。
ですから、目先は分かりませんが、冬という目標を立てれば、そこに備えて東電を買っておくのは悪くないと思っているところです。
本当に目先の判断というのは難しいのですが、先々を見ればそこまで難しくはない。
そんな銘柄もあるという事です。
問題は、先々を見ていると足元で起こる事件事故に巻き込まれる可能性が高まる点です。
時間はかかればかかるほどに、そうした事に巻き込まれやすくなります。
長期投資という観点は重要なのですが、出来れば長期化は避けるべきとも言えるのです。
目先の情報も重要ですし、回転売買も重要と言えます。
長期化は致し方ない時に受け入れる程度であり、最初から長期で狙うというのはあまりお勧めはしたくありません。
リスクは極力少ない方が良いですからね。
とりあえずは人気化している東電を狙ってみても良いかと思います。
ただ、他にも色々ありますし、持っているとするならば他の銘柄を狙うのも良いと思います。
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