売られていても半端な売られ方のところが多いですし、なかなか手がかりが見つかりません。
押し目は買いで良いとは思っているのですが、米国株が乱高下しているのでやり難いのです。
目先一番気になっている事は、FRBが大幅に利上げしたことにより、米経済はリセッション入りするのではないかという点です。
今のインフレは資源高から始まっているのですが、これに利上げで対抗しても効果は薄いのです。
共和党議員からは「米国がガソリン高で困っているのに、大量に中国に輸出しているのはおかしい!」という事で、中国に対する輸出禁止法案が提出されていますし、バイデンもメジャー各社に石油の増産を求めました。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/33dc24dda51d90c6.html
まあ、自分が停止させたカナダとのパイプライン建設を再開させろと言いたいですが、流石に1ガロン5ドル(1リットル約180円)では米国民もやってられないでしょう。

苦境はまだ続きそうですが、一応は原油価格の是正に取り組む姿勢はバイデン政権でも出始めています。
とにかく欧州も含め、化石燃料を敵視しすぎました。
どうしてそこまで敵視したかったのかは分かりませんが、ロシア産のLNGを安く買って儲けていたのは事実です。
そもそも、石油がダメでLNGがOKという理論はおかしいと思うのです。
どちらも化石燃料に変わりありませんし、石油よりもLNGの方が二酸化炭素の排出が少ないというだけで、出さない訳ではありませんからね。
その理論でいけば、単純に原発の利用で良いと思いますが、これもロシア産LNGを使いたいためだったのか、どんどん縮小しました。
結果として、ロシアは裕福になり、武力による領土拡大政策に乗り出したという訳ですね。
誰が悪いとまでは言いませんが、結局は欲に絡んだ話であり、環境保護の話ではないという事です。
さて、ここで注目したいのが石炭火力です。
石炭は世界中どこにでもあるので、これが発電の主となると面白くない国が出てきます。
しかし、日本企業の開発している最新の石炭火力発電は非常にクリーンだと言われています。
最新式ならば、多くの問題が解決しますし、推し進めるべきだと思うのですけどね。
まあ、いずれそういう流れは来ると思いますし、その時には関連した銘柄を買って行く事になるでしょう。
今は準備するだけですが、各国エネルギーに困っていますし、意外と早いタイミングで変化が起こるかも知れません。
変化に期待しつつ、良い銘柄を安く買う事を考えれば良いでしょう。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。