なかなか難しい相場ですね。

悪材料が多く、何がどうなってもおかしくないというのが、今の相場だと思います。

ただ、解決策がない訳でもないので、悪材料があるからといって安易に売る訳にも行かないのです。

一番大きな悪材料は「米国の利上げ」です。

何故に利上げが必要かと言えば、環境政策が行き過ぎて石油を掘らせないからに他なりません。

本来はバイデンが方針転換をすれば過度のインフレは収まるのです。

それをしないものですから、FRBは強烈に利上げしなければいけなくなっているのです。

誰かが強く非難すべきですが、大手マスコミは強烈なインフレになっても、二酸化炭素の排出を減らす方向です。

環境の為と言えば、多くの人は増税でも我慢し、搾り取られたカネは乱暴に環境企業にばらまかれる訳です。

そうした企業からカネをもらっている大手マスコミは二酸化炭素が悪い!と煽ってくるのです。

もはや環境保護は環境ビジネスになってしまっているのです。

完全なマッチポンプであり、そろそろ皆気づいても良い頃だと思うのですけどね。

まあ、気付いている人はいるのですが、日本人は大手マスコミが騒がないと関心を持たない国民性なので、手玉に取られてしまうのではないかと危惧しているところです。

ただ、これ以上インフレが加速すると、流石に不味いですし、悪いが故に変化への期待は高まって行くと思うのですけどね。




二番目の悪材料はウクライナ戦争ですが、これはどう見てもロシアが行き詰っています。

ドイツなどにLNGを売っていますし、外貨は多少稼げていると思いますが、既に戦費は100兆円程度使ったと言われ、既に国家予算(年間約35兆円)の3倍を超える規模になります。

長期化を予想する評論家もいますが、これ以上の長期化をどこの誰が支えるのでしょうか?

ちなみに、ロシア兵の兵卒の日給は3000円程だそうです。

そんな給料で命を懸けなければならない程、国が困窮していたという事ですが、プーチンの個人資産は20兆円とも言われています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbe4c6ee606370463dcecec12eb48037958dd35c

これだけの格差があるのですから、ロシアという国はろくでもないという事が分かりますね。

日本にもロシアを擁護するような政治家や論客がいますが「お前ら大丈夫か?」と言いたいですね。

ロシアはたとえ勝利しても、誰も貿易をしてくれないので、ハイテクと無縁の原始的国家になり下がります。

今後、ロシアに良いことは起こらないでしょうし、この戦争も行き着く先が見えてきたといったところでしょう。

今は相場が荒れていますが、この戦争が終われば、相場の様相もまた変わると思います。

最後に、三番目の悪材料は中国ですが、これは長くなりますし、今日はここまでとします。

今は悪い事ばかりに目が行っていますが、変化に期待しながら、買える銘柄を買えば良いでしょう。

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