昨日で8連騰、今日も騰がれば9連騰です。
まあ、流石に週末ですし、止まりそうな感じもするのですが、そう思っていると上に行ってしまうのが今の相場です。
何と言ったら良いのか分かりませんが、空売りする元気がなくなるまで持ち上げて行くような相場なのかな?と。
ですから、そろそろ下がるだろう・・・という程度の予想では当てられないでしょう。
弱気になったら負けで、銘柄を厳選し、攻め続けるしかないのが今の相場です。

さて、今日は世界で今起きている事を考えてみたいと思います。
一番大きいのはウクライナ戦争ですが、原因については何度も取り上げたので、今日は割愛します。
この戦争で分かったことは、安く買うために相手を選ばず、利益だけを追求してきたグローバル社会の問題点です。
いくら安く買えたとしても、将来敵対する可能性のある国を儲けさせると、結局はその牙がこちらに向かってくるのです。
西側諸国は今回の戦争で骨身にしみた事でしょうし、今後もグローバル化が進むにしても、相手を選んだ形になるでしょう。
ここで問題なのが中国です。
明らかにレッドチームであり、ロシアと敵対しようとはしていません。
まあ、本当にロシアがダメだと思ったら、簡単に手の平を返し、後ろから槍で突き刺すのかもしれませんが、今のところは明確にロシアとは敵対していません。
一応、西側諸国は団結しているように見えますが、この中国をどう扱って行くかです。
中国を今のままの扱いにしておくと、いずれは台湾や沖縄も危ないでしょう。
まあ、流石に沖縄までは・・・とも思うのですが、米が本気で対応しないとなると、数十年後に危なくなる可能性は出てきます。
日本も米軍抜きで防衛できる力を持たないと本当に危ないでしょう。
ウクライナの今は、日本の未来の可能性があるのです。
そうならないためには、防衛力の強化だったり、中国とのデカップリングの推進が必要です。
まあ、個人単位ではこのことに気付いていても、大企業とか、経産省の連中は利権で潤っているので、なかなかまともな方向へは動かないのかも知れませんけどね。
例えば、さっさと撤退すべきサハリン2ですが、未だに利権にしがみついて手放せないでいます。
日本人は株の損切りも下手ですが、商売の損切りも下手なんですね・・・。
撤退したら中国に取られるとか言ってないで、ロシアが負けてから権利を主張して取り戻せば良いのです。
株だって、騰がると思っているなら、一旦手放して、下げてから買いなおせば良いのです。
こういう事が上手く出来ないと、世界の中では一流国になれないし、いつまでも中国様の顔色を窺っているような情けない国になってしまうのです。
ロシアや中国と仲良くしていたつもりかも知れませんが、結局はカネを毟り取られて終わっているのですからね。
現実を見て、未来を見据えて行動すべきです。
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