ここ数日の間に原油は300ドルとか、200ドルになるとかの予想が次々に出ていていましたが、これは流石に行き過ぎた予想だと思っていました。
いくら増産せずとも高く売れるとは言っても、原油高で経済活動が崩壊すれば、結局売り先を失うのは産油国です。
また、売り先を失うだけでなく、恨みも買ってしまいますので、普通に考えて増産はするでしょう。
一見すると良い流れに見えますが、腹立たしいのはバイデンです。
奴はロシア産原油を禁輸すると発表しましたが、トランプ時代は輸出国だったのに、いつの間にやら輸入国に変わっていて、しかもロシアからも買っていたのです。
結局、ロシアを調子に乗せていたのはバイデンでもあったのです。
まあ、環境、環境と言いながら、原発を止めてロシアへのエネルギー依存が50%にもなっていたドイツに比べれば大した話ではありませんが、バイデンは自国で産油できるのに輸入していたのです。
とにかく、バイデンが石油を増産するとすれば、原油価格は更に下がります。
原油高はロシアのせいだと言っていますが、根本は米が減産したところから始まっているのです。
今はロシアが暴れてえらい事になっているという認識の人が多いかもしれませんが、それは間違いだと理解しておくべきでしょう。
これが分からないと、原油価格の先行きを見誤ることになるでしょう。

さて、昨日か一昨日が目先の底になると見て、レポートして来ました。
昨日は新規銘柄も考えていましたが、そこまでは踏み切れず、推奨銘柄の押し目買いを中心に考えて行けば良いとしました。
その結果、今日は多くの銘柄が急騰しています。
まあ、今日は買戻しが主で、相場の流れが変わったとまでは言いませんが、それでも下げ続ける相場ではなくなった可能性はあります。
そもそも、今回の下げは明日のSQを意識した売り仕掛けだと見ています。
一見すると原油価格の暴落が材料に見えるでしょうけれども、こういうのも結構仕組まれている話だと思います。
株価とは、自然に動いているだけではないのです。
まあ、読み切れない事もありますが、全く読めない訳でもありません。
読みを働かせて、利益につなげて頂ければと思います。
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