ロシアの動きを完全に読み違えてしまい、申し訳ございませんでした。

緊張感をもって分析しているのですが、それでもまだまだ頭の中はお花畑だったと反省しています。

ただ、株価に関しては、昨日の売られた場面では売るべきとは思わず「やるかも状態は相場を荒らすが、始まってしまえばい出尽くしはある」とレポートしていました。

侵攻が始まるまでは思惑で売られる事もありますが、始まってしまえば現実のものとなるからです。

西側諸国の制裁もおおよそ出揃い、先行きが見えてきたというのが大きいですね。

分からないのがよくないだけで、何がどうなるのかが見えてくれば、たとえ戦争であっても単純に売り材料とはならないという事です。

今後の注目点は西側がウクライナ奪還に動くかどうかですが、NATOに加盟していないので奪還作戦は行わないでしょう。

また、ロシアへの制裁を本気でやってしまうと欧州へのパイプラインが止められて、欧州は停電の嵐です。

そこまで行けば、ロシアはバルト三国にも攻め込むかもしれません。

欧州勢は環境を守るために、エネルギーをロシアに依存するという愚かな選択をしたので、完全に自業自得ですが、ロシアにエネルギーを依存している限り、本気の制裁は出来ないでしょう。

本気で制裁をしたいならば、エネルギー政策を根本から変えなくてはなりませんが、そこまでやるには時間が必要です。

とりあえず、ウクライナに関しては完全にロシアの勝利であり、令和の時代になっても武力による征服は行われるのです。

「話し合いで解決できるし、日本には憲法9条があるから大丈夫だ!」と言っている連中は、この事態をどう見ているのでしょうか?

何にしてもよく考えないと、日本も将来、沖縄や北海道で同じ目に遭う可能性がある訳です。

米軍は自国の兵士を犠牲にしてまで、日本を守ってくれるかなんて実際には分かりません。

中国は勿論、ロシアも日本の領土を狙っている可能性はあるのですからね。

ちなみに、ウクライナはソ連時代の核兵器を大量に保有していましたが、米やNATOが守るという約束でこれを放棄しました。

その結果、クリミアが獲られ、ウクライナ本体も獲られてしまった訳です。




やはり、国を守るのには核兵器は必要ですね。

とにかく、ウクライナの件はこれでほぼ終わりだと思います。

ほぼ占領されていますし、奪還作戦もなさそうです。

最悪の場合は内戦ですが、ウクライナ人を虐殺しようという話ではないでしょうし、このまま落ち着くでしょう。

今後の問題は中国です。

本当に台湾に攻め込むかも知れません。

ウクライナの次は中国の動向に注目して行くべきです。

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