今の相場を読むには、ウクライナ情勢を読むしかないので、否応がなしにウクライナ情勢に詳しくなってしまいます。
とにかく複雑なのですが、中東情勢よりは読みやすい感じがします。
とりあえず重要だと思われるのは、カネの流れですね。
ウクライナの件も結局利害関係だと思います。
まず、ウクライナですが、国境付近にロシア系住民が大多数を占める地域があり、ここが独立を求めています。
ロシアは表向きはジェノサイドから守るため支援するとしていますが、真実かどうかは分かりませんし、体のいい現状変更に見えます。
まあ、各当事者によって見解が異なりますし、他国がこれに意見する立場にあるとは思いません。
ウクライナはロシアから欧州に伸びるパイプラインの利権で飯が食えている国です。
ですから、パイプラインがなくなると、一気に貧困国に脱落するので、喧嘩はしたくないはずです。
ロシアと決別したとしても、欧州はウクライナの財政を賄ってはくれませんからね。
それはウクライナ自身が、一番分かっているでしょうし、故にロシアとは今も話し合いを求めているのでしょう。
ただ、何故に今こうした行動に出ているかと言えば、やはり原油高が後押ししているのは間違いありません。
原油が安ければ、ロシアも行動はしなかったでしょう。

次にNATOサイドですが、こちらはロシアからの天然ガスがないと二進も三進も行きません。
米からタンカーで天然ガスを買う様子が報道されていましたが、あんなものでは焼け石に水で、確実にコストが上がります。
欧州民から言わせれば、冗談じゃない!の一言でしょうね。
まあ、元々は原油高が引き金ですし、原油高になったのは環境リベラルが暴れて化石燃料を敵視した結果です。
彼らは、深く考えず、覚悟なしに脱炭素運動を始めてしまったのです。
その結果がこれで、完全に自業自得です。
大手メディアはプーチンが悪の元凶のように報道しますが、元凶は間違いなく環境リベラルです。
プーチンが悪くないとは言いませんが、論点ずらしもいいところでしょう。
それと、問題なのは米国ですね。
バイデンのナンセンス外交でアフガンもウクライナも大混乱です。
彼が大統領になってから、米国は二つの国の大使館を失いました。
この混乱に乗じて武器を売る事しか考えていない最悪の大統領だと言えます。
こんなのが、過去最高の得票数で当選したと言うのですから、米国民は完全に頭がいかれているか、大規模不正があったのでしょう。
まあ、私は今でも後者だと思っていますが、いずれにしても今の米国は最悪の状態で、カネのために戦争を煽り続けるのでしょう。
実際のところ、何がどこまで本当で、真実は分かりません。
ただ、大手メディアが垂れ流している内容の多くは真実とは違う可能性が高いという事だけは理解しておくべきです。
そして、相場とは、こうして荒れている時にどう動くかが大事だと思います。
ポイントはウクライナがどうなろうと収益に影響がない銘柄を選ぶことです。
皆が弱気の時こそが、良質な銘柄を安く買えるチャンスなのですから。
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