連休明けの日本株は波乱の幕開けですね。

米国株が大荒れでしたので、仕方がないのですが、そもそも米国株が下げた理由は「景気回復から来る利上げ観測」が主なのです。

要するに「景気が良くなってきたから、バラマキは止めるし、利上げも必要だよ」という事です。

よって、大幅に下げたとしても、それは調整に過ぎないのです。

利上げが景気を悪くする可能性もありますが、ダメなら利下げできるので、利上げが暴落をもたらす可能性は低いのです。

とにかく、基本は景気が良いという事がありますので、中長期的にはプラスに働く可能性が高いのです。

そもそも、利上げをして、株価が下がり、その後に株価が騰がって、また利上げというのは、株価上昇に不可欠のサイクルです。

ただ、今回は問題になるとすれば原油高です。

景気が良くなれば、原油の消費量が増えるのは必然です。

所謂コストプッシュインフレですが、要するに悪性インフレです。

需要増によるインフレは良いのですが、あらゆる物の原材料であり、輸送用燃料であり、発電用燃料である原油が値上がりすれば、産油国以外は苦しくなるのです。

米国の場合は原油の生産を再開すれば解決するのですが、今のところバイデンは悪性インフレは地球環境を守るために我慢しなければならないという姿勢です。

二酸化炭素が本当に地球環境を崩壊に向かわせているというのであれば、削減すべきだと思います。




ただ、基本的に暖かくなって困る生物なんてほとんどいないのですし、人間にとっては暖かい方が生活はしやすいと言えます。

人類にとっての恐怖とは、むしろ地球が寒くなる事です。

今氷河期が来たら、大半の人類は生き残れないでしょう。

氷河期への対策が、二酸化炭素を増やすだけで解決できるならば、人類は偉大なる発見をしたと言えますが、おそらくは違うのです。

脱炭素政策とは、つまり、庶民からいかにカネを搾り取るかというだけの政策であり、庶民こそが反対の声を上げるべきだと思うのですけどね。

要するに、脱炭素をネタに太陽光パネルや風力発電機を売りたいだけ。

それ以上でも、それ以下でもないという訳です。

私としては、何が売れて、どこの企業が儲かるのかを考えるのが仕事なので、本来は考える必要のない事ですけどね。

まあ、いつか人類はこうしたおかしなことに気が付く日は来るのでしょうし、それもまた相場に反映される事でしょう。

という訳で、良い悪いは別として、これから何が起り、何が変化して行くのかを考えながら、相場は相場として予想して行きたいと思います。

さて、今日は一番仕込みたい有望銘柄が押し目を形成しています。

できれば、もう少し押したら良いと思うのですが、この辺は買いで良いと思います。

ただ、今日は騰がるよりも下がった方が良い日なので、上値は買わないように注意してください。

安いところをコツコツ拾うのが今日のベストだと思っています。

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