一年を振り返ると、アフターコロナへの期待で始まったものの、一進一退で方向感なく、28500円中心のボックス相場でした。
ただ、ボックスだったのは225とTOPIXだけで、マザーズは終盤に酷い売られ方をしましたし、JASDAQもなかなかきつい下げとなりました。
最近は個人投資家の多くが米国株を中心とした外国株を買う動きが強く、これが大きく影響している様に思います。
何故に個人が外国株を選択しているのかは当局と東証はしっかりと考えるべきですね。
分かりやすい日本株よりも、外国株の方が良いと思われてしまっている現状。
私の力ではどうにもならない事ですが、それでも日本株の面白さは伝え続けたいと思っています。
結局、株は情報が命なのですが、情報を持っていないなら日本株も米国株も一緒です。
ならば、より魅力的な市場に行くのは自然ですからね。

今年は、特に年後半は銘柄に恵まれましたし、現在一番力を入れている銘柄もじりじり値上がりしています。
来年は、この銘柄が中心となり、多くのメンバーを喜ばせる事になると思います。
今日はこの薄商いの中で5日移動平均線を回復していますし、このまま持ち越しで来年の相場に期待したいと思います。
コロナは終わりそうですが、世界中の景気が回復して行くにしたがって、原油高が進んで行きます。
これが日本経済にどれ程ダメージを与えるかを見極めなくてはなりません。
更に、米中の対立は激化するでしょう。
攻撃対象は中国製品から中国の人権問題に移ったのですから、これはもう後戻りできません。
中国とは、すなわち「人権侵害立国」なのです。
人権侵害をしなければ成り立たない国であり、これに同調するかしないかの選択を日本も迫られています。
岸田がグダグダなので、今のところは後手後手で米国に睨まれている状態です。
冗談抜きで日本の危機なのですが、多くの日本人はこの事に気が付いていません。
人権侵害に関わる企業は米国との取引が出来なくなる日が近いので、これが来年の爆弾になるでしょう。
株価は高くなると言う評論家も多いのですが、こうした問題が解決しないと、本格的な上昇は難しいと私は思っています。
まあ、だからこそ個人投資家は日本株を見限って、米国株を買うのかも知れませんね。
ある意味では正しい選択です。
ただ、米国はこれから利上げですし、バイデンのバラマキ政策はとん挫しています。
酷いながらも、分かりやすい日本株を狙った方が勝ち易いでしょうね。
今年も一年間ありがとうございました。
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