流石に最終日までロスカットをためらう投資家は少なく、米国株高の流れもあって多くの銘柄が上昇しています。
まあ、これまで好調だった銘柄は逆に利食い売りが出されて調整となっているものも見受けられますが、多くは正常な範囲内です。
今日は、地の底まで売り叩かれたような銘柄が反発してる状態で、これがどこまで続くかは分かりません。
とりあえずは上だとしても、世界が大きく変わっていますからね・・・。
特に大きな変化としては、米国の対中姿勢です。
トランプ時代は貿易に関する制裁が中心だったので、ある程度の落としどころも設定できましたし、交渉次第では回復の可能性もあったのです。
しかし、バイデンは中国の人権問題を攻撃し始めたのですが、これは中国が絶対に受け入れない話なので、落としどころがないのです。
まあ、トランプも最終的には人権問題に突っ込んだでしょうけどね。

とにかく、米国は後戻りのできないところに踏み込んだのです。
一方、攻撃されている中国は、バブルが崩壊して経済がぐちゃぐちゃです。
今年の大卒者は就職難で路頭に迷っていますし、不動産の投げ売りも始まっています。
これまでは共産党パワーで売買を規制してましたが、もはやそれも不可能となってきている様です。
まだまだ中国へ夢見る人や企業がある様ですが、バブル崩壊の整理はこれからで、影響は少なからず出てくると見ています。
特に中国に傾斜しすぎている企業は、今後厳しい結果を突き付けられるでしょう。
また、中国の富裕層を目当てにした日本のIR事業も、完全な計算違いになるでしょうね。
せめて箱を作る前に計画を中止すれば良いとは思いますが、こういう計画って一度動き出すと止まらないのですよね。
そもそも、金持ちの中国人を連れてきて金を使わせるという発想自体が間違いだと思うのですけどね。
そして、彼らの真の目的は遊ぶのではなく、カジノを利用したマネロンなのです。
これは治安が悪くなるとか、そういうレベルの話ではなく、もっと凶悪な犯罪組織が入ってくるという話です。
ギャンブル依存症がどうだとかというのは、表向きの話に過ぎないのです。
ここ数年で世界経済の構造は大きく変わったのです。
我々はこの辺をしっかり理解しながら、相場に対峙しなくてはいけません。
難しい相場ですが、しっかりと銘柄を選別して売買していく様にしたいものです。
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