下げの原因はコロナとされていますが、実際のところは違うと思います。
まあ、コロナの影響がない訳ではありませんが、重要なのは毒性ですね。
今のところはオミクロン株の毒性が強いという話はどこからも聞こえてきませんし、世界のコロナ死者のグラフを見ても、特に目立った変化はありません。
こうした状況からの推測ですが、ウイルス学の基本通りの展開で、感染力が強くなっても毒性が弱まっているという事でしょう。
ただ、まだまだワクチンで儲けたい製薬会社は、執拗に恐怖を煽ってきています。
100日以内にオミクロン対応ワクチンを供給すると言ってましたが、100日後にオミクロン株が脅威だと思っている人が世界にどれだけいますかね?
ただ、感染力は強いので、当面は感染者が増えたと、大騒ぎとなるのかも知れません。
そして、そのピークが目先の売り仕掛けのピークになるのではないかと思っています。
ポイントはコロナが問題でなくなるタイミングで、来週なのか、年末ぐらいなのか、1月にずれ込むのか・・・。
この読みは難しいのですが、オミクロン株の脅威は年内に終わると予想しています。
岸田の鎖国もとりあえずは年内という事ですし、その後は正常化して行くのではないかと思います。

しかしまあ、意外と支持されている鎖国ですが、世界中どこを見てもロックダウンで上手く行ったところなんてありません。
まあ、一時しのぎは出来るのですが、結局感染力の強い変異株が入ってきてパンデミックを起こすのです。
この無意味なループは、そろそろ終わりにすべきと思うのですけどね。
この辺に注目しながら、コロナを観察して行きますが、次に問題となってくるのは、脱炭素の流れで原油高が止められない可能性が高いという事です。
これがどこまで景気回復を痛めつけるかです。
この原油高が主因となっているインフレを抑えるためにFRBは金融引き締めに動いて行くのですが、間違いなくドル高になって行くので、多くの新興国が苦しくなるのです。
コロナの脅威が去っても、また新たな脅威が世界を襲い、まだまだ気の抜けない展開が続きそうです。
ですから、225の扱いが非常に難しくなります。
頼みは材料株ですが、銘柄を厳選して行かないと、結果を出すのは難しくなっていくでしょう。
ただ、基本的には景気は回復して行くはずですし、暴落は起こりにくいと思います。
まあ、国によってはデフォルトするようなところは出てくるでしょう。
目先危ないのは韓国とトルコですが、特に韓国は厳しそうですね。
こうしたデフォルトがどこまで相場に影響を及ぼしてくるか注意深く観察する必要がありますね。
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