休日明けの日本株を一言で言えば、ぱっとしません。

このような相場は材料株が盛り上がる事が多いのですが、こちらもぱっとしません。

日本株を全体的に見た場合、225のレシオは低く、割安感があります。

割安感があるのだから、買えば良いとは思うのですが、買われない理由も考えておかなくてはいけません。

買われない理由はやはり政治でしょうね・・・。

外資は政治不安を嫌いますし、こればかりは仕方がないでしょう。

今は大変な局面で、決めなくてはならない事が山程あります。

ほとんどの日本のメディアは報道していないのですが、非常に重要だと思っているのは、バイデンが核の使用に関する方針を変更しようとしている事です。

核の先制使用はせず、米本土が攻撃された場合のみの反撃という方針を打ち出しています。

要するに、同盟国を守る核の傘をなくすという事です。

もちろん、これには同盟諸外国が反発していますし、ペンタゴンも反発しています。

支持率駄々下がりのバイデン政権が、この方針を押し切れるとは思いませんが、こうした変更が実現される可能性もあるのです。

核の傘がなくなったら、我々はどうやって国を守るのでしょうか?




とりあえずの脅威は中国ですが、韓国も核開発を進めています。

話し合いで何とかなる相手でしょうか?

結局のところ、話し合いは軍事力が均衡していない事には成立しないのです。

核を持ちたくないにしても、少なくとも代替兵器は必要です。

メディアは核を持つという流れになりそうなので、隠ぺいしているのでしょうが、そろそろ議論を始めなくてはならない時期だと思うのです。

岸田にこういう大きな判断ができるのでしょうか?

調整力があるかなと、見守っていましたが、やっている事と言えば、国民に信を問うていない外国人労働者の無期限在留の推進とか、後々問題になりそうなものばかりですからね。

政策の多くが良く分からないものばかりで、特に分からないのは新しい資本主義でしたか?

おそらくは外資も困惑しているのでしょう。

どこに成長性を見出したら良いのかが分からないので、どこに投資したら良いのかが分からない。

また、原油高で多くの国民と企業が苦しんでいるのですが、これに対する措置がガソリンの元売りにリッター5円の給付金と、政府備蓄の一部放出ときました。

そもそも、今どうして原油が高いのかを理解すれば、こんな方法では解決できないという事は分かるはずなのですけどね。

簡単に説明しますと、脱炭素目標達成のために石油開発を中止・抑制としているので、石油の生産が上がらないのです。

生産が上がらないのに、石油の需要はアフターコロナで増大傾向にある。

無能としか言いようがない対策や方針ばかりで、故に225のレシオは低く、割安が見え見えなのに買われてこないのでしょう。

ただ、こうしてお休みのところでしっかり買えるかが大事なのです。

良い銘柄を買って、大幅に値上がりするチャンスを待っていれば良いでしょう。

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