静岡の補欠選挙で自民党が立憲民主党に負けたのが痛いですね。

この影響で相場は荒れ気味で、225は200円以上安く始まっています。

ただ、売り一巡後は戻り始めていますし、本格的売り仕掛けではないと見ています。

とは言え、今日だけでこの下げが収まるとも思えませんし、支援材料がなければ週前半は弱そうです。

注目はやはり週末の総選挙です。

自民党は前回の総選挙で勝ちすぎているので、20議席ぐらいは減らすでしょう。

ただ、政策面は大分右寄りに修正されましたし、なかなか良い感じに見えます。

明確に「防衛費を上げてでも諸外国の脅威から国を守る」としたのは自民党だけです。

共産党は「話し合いで解決」と相変わらずですが、そこにすり寄ったのが立憲民主党で、麻生は立憲共産党と攻撃していましたね。

政策だけを見れば、自民が勝つと思いますし、他の政党に任せたら日本が壊れてしまいそうですが、何故か各選挙区を見ると自民は議席を減らしそうなのです。

結局、地元で選挙活動をしっかりしてこなかった候補が多いので、それが響いているのと、立憲共産党と共産党が候補者を擁立させず、食い合いを避けた事により、共に議席を伸ばす可能性が生まれた点です。

私のような保守層は「立憲共産党なんて冗談じゃない!」となるのですが、彼らはバラマキを餌に票を得る作戦ですからね。

米国ではこの作戦と大規模な不正でバイデンが勝利しましたが、その結果として超バラマキ政権が誕生し、米国の財政は悲惨なまでに悪化しています。

債務上限引き上げ問題が、前例のない規模となり、流石に民主党の議員からも反対の声が出ています。

本来、上院の半数を民主党が握っているのですから、法案が通らないという事はないのです。

しかし、流石に馬鹿げた数字のため、いくら民主党だったとしても、国を思えば賛成できないというのが実際のところなのです。

また、この超バラマキ政策のために起こったのが、今の悪性インフレです。

インフレが2%位に留まっていれば理想的でしたが、現実は5%を超えるところですからね・・・。

コロナからの経済回復で原油需要が増しているのもあるのですが、一言で言えばバラマキ過ぎという事です。

ここで日本に話を戻しますが、各党基本的にはバラマキ財政です。

確かにインフレ率が2%を超えなければ積極財政で良いと思います。

日本は国内で国債を消化できますし、現状で破綻リスクなんてものはありません。

ただ、世界が悪性インフレになっているのですし、日本もこれから経済活動が再開し、インフレ率は間違いなく上昇します。

今の石油の値段を考えると、この冬は悪性インフレが進む可能性が高いでしょう。

やっと適切なバラマキ財政になって行きそうだと思ったのですが、それはあくまでデフレ下の話であり、インフレ下でやるべき事ではありません。

米もこれから相当悩むと思うのです。

米国株の暴落があるとすれば、間違いなくこの辺が問題となっての事だと思います。




また、大手メディアは報じませんが、全米で反バイデンデモが起こり、あちこちに反バイデンの看板が立っています。

そして、トランプは新たなSNSを立ち上げ、利用者がどんどん増えている様です。

TwitterやFacebookは自分達に都合の悪い記事を削除し、都合の悪い人物のアカウントを凍結し、公的発言力が奪ってきました。

米国は自由の国だと思っていましたが、実際は言論弾圧の国だったという事です。

しかし、今回はトランプが自前でSNSを立ち上げましたので、もはや彼の言論を弾圧できる人はいません。

年末にかけて、トランプ旋風が巻き起きるでしょうし、民主党が大幅に折れる形で予算は通過する事になるでしょう。

問題は、その時に株価がどうなるのかですが、これはまだ読めていません。

必要な事は、こうした事が起こった時に、冷静に対処できるように準備しておくことです。

突然予想外の事が起こると、対処を間違えかねません。

ですから、大手メディアが伝えないニュースも、しっかり把握しておくべきなのです。

さて、先週は3121マーチャントを売らないほうが良いと簡単にレポートしましたが、やはり売らないほうが良かったですね。

まあ、思ったよりも静かですが、気にすることはありません。

今日も持ち越して、良いと思います。

売り場に関してはメンバー限定でレポートしますが、どこで買っていても利益になっているでしょうし、その利益を失わないようにだけ注意していれば良いでしょう。

まだこの銘柄は仕上がっていませんが、次の銘柄も良いところで出して行けると思います。

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