週明けの日本株はやや軟調なスタートですね。

225は小幅安でTOPIXは小幅高、二部は小幅高でジャスダックは小幅安。

ただ、マザーズは1%以上の下げですね。

全体的に高安まちまちで、やや弱めと言った感じでしょうか。

・・・と書いている内に、225は一気にプラスまで買われて来ましたね。

この動きが続くか注視したいところですが、先週弱気になっていた投資家が一気に強気にもなれないと思いますし、まだもたつくのかも知れません。

ただ、昨日は悪材料だった金融所得課税見直しを岸田が撤回してきましたからね。

これはレポートしていた通りの展開ですが、マーケットとしては消化していないのが今朝の状態です。

今のところは懐疑的な人が多そうですし、岸田=増税派というレッテルは張られているのかも知れませんが、日本は独裁国家ではないので、岸田の本心はどうあれ、強引に増税を推し進められないと思います。

財務官僚が出向いてきて、この辺りから増税しましょう的なことでも言ったのですかね?

その口車に乗って、誰にも相談せずにしゃべってしまった?

きっと方々から怒られたのでしょうし、それが故の早期撤回だったのでしょう。

こういう口車に乗ってしまう脇の甘さが気になりますが、ダメなことをすぐに覆せる柔軟さは岸田の長所かも知れません。

岸田政権を批判する人は多いのですが、個人的には甘利も含めて意外と悪くないのかもなと、最近は思えてきました。

マスコミはまともな人ほど叩くという習性がありますし、甘利がここまで叩かれるという事は、マスコミにとって都合が悪い人物なのでしょう。

当然、中国や韓国にとっても都合が悪い。

最近はマスコミが誰をどう叩くのかを見て、彼らの狙いを見極めるようにしています。

では、今叩かれるべきして、叩かれていないのは誰か?

それは山口環境大臣ですね。

レジ袋の有料化を撤回してほしいという陳情が山程寄せられているのに対し、検討はするがやる気はない的な発言をしていました。

マスコミは国民目線で報道すべきですが、レジ袋有料化は有効だ的なスタンスです。

何のエビデンスもなく、レジ袋有料化を推し進めた小泉が消えてほっとしていたのですが、後釜も同じタイプです。

前述したように、岸田内閣は意外と悪くないと思えるようになりましたが、この環境大臣だけは微妙な気がします。

色々と睨みを利かせているいる高市はこの大臣をどう見ているのでしょうね?

選挙前に有料化を撤回すれば、間違いなく選挙にプラスに働くと思うので、現実を見て欲しいところですね。




さて、225は更に上昇してきましたし、マザーズもプラスになってきました。

まだ、もたつくかと思っていましたが、方向感が出てきましたかね?

まあ、私としては上げ賛成ですし、喜ばしい限りです。

先週は岸田ショックであることに変わりはないのですが、SQをターゲットにした外資の売り仕掛けがあったのも事実です。

ですから、岸田ショックと言っても、実際のショックと言うよりも演出された部分が大きかったと思うのです。

そして、昨日は岸田ショックの一因となっていた、金融所得課税の話が撤回されたので、とりあえず28500円ぐらいまでの戻りはありそうです。

後は、選挙情勢次第ですが、世間で言われているほど自民党は負けない感じがするのですよね。

ダメな奴もいますが、そこまで悪くはないのでは?というのが、現時点での印象です。

そして、上値はあまりないという事で「戻ってせいぜい30000円」なんて話す相場関係者が多くなってきました。

上値が期待される相場よりも、期待されない相場の方が値が伸びる事があるのです。

皆、上値を疑って空売りを入れるので、それを踏みあげる仕掛けが実行される流れになると面白くなるのです。

相場というのは、誰もが思う方向には行かないですし、誰も思わない方向にこそ大きく動くものです。

しかしまあ、ここまで一気に回復してくるとは・・・。

ここから買うなら、やはり出遅れている材料株ですかね。

買いたい銘柄は沢山ありますし、厳選すれば、たとえ反落しても被害は大きくないと思います。

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