先物やOPの動向を見ていると、昨夜の27000円割れの下落で、とりあえずは下値は届いた感じはしますし、明日がSQと考えると、三度目の下落はなさそうです。
ただ、11月限りを見ると、プットの買いが結構入っているのですよね。
そして、コールの売りもそこそこ入っている。
要するに、現時点で上は厳しいという事になりますが、では下か?と言われると、そうでもないと。
結局、岸田の金融所得課税の増税とか、所得の再分配とかの社会主義的な政策が相場を荒らしたのですが、どう考えても正気とは思えない内容なので、相場がNOを突き付ければ、方針が変わる可能性はあるのです。
首相就任後に株価が急落し、225は8日連続安となったのですが、これは12年ぶりの出来事です。
ご祝儀相場もない厳しい船出ですが、これだけ叩かれたままの総選挙という事もないでしょう。
政治の世界はよく分かりませんが、少なくとも株安のまま選挙に行きたいとは思わないでしょうし、何かしらの動きはあるのではないかと期待はしているところです。
おそらく、外資もそうした期待も込めて、オプションで下の方に大量の買いを入れて圧力をかけているのでしょう。
いわゆる政策促進相場という奴です。
とりあえず、今日のところはこのまま反発し、明日のSQを過ぎたあたりで、何か政策に変化があるのではないか?
まあ、何もなければ、来週も売り圧力が強まり、再度27000円割れが狙われて行く事になるかも知れません。
特に月末にかけては厳しい展開になるのではないかと思います。
全ては政策次第で、予想は難しいのですが、政策さえしっかりしてくれば、上に行く可能性もある相場です。
後は個別がどうなるかですが、大きなテーマは変わらないでしょう。
何度も書いていますが、コロナの終息で次の波が来るまでは旅行や外食が増えます。
そして、次の波が来たとしても、経口治療薬が出回って来るでしょうし、脅威でなくなっている可能性が高いと見ています。
多くの国民が困っている場面で「増税」という単語をした時点で失格であり、国民の望むリーダーではありません。
大変な時だから、今は一時的にでも減税をするとか言えないのでしょうかね?
どうなるかは今後の動きを見て行くしかありませんが、このまま目立ったことが出来ずに退陣して行く可能性もあります。
まあ、選挙次第であり、株価次第でもありますので、個人的な感情は抜きにして冷静に分析して行きたいと思います。
ただ、一つ言っておきたいのは、世間一般の岸田政権の評価ほど、私の評価は低くないです。
良いとは思いませんが、総合的に見て、そこまで悪くはないと思っています。
そもそも、マスコミが叩くような政権は悪くない事が多いですからね。
気になる部分が修正されれば、意外と問題ない政権だと思います。

さて、225が伸びてきていますね。
流石にこのまま28000円台の回復は行き過ぎですが、あってもおかしくはありません。
まあ、この辺を買いたいとは思えませんけどね。
買うなら個別銘柄を厳選し、225は見送っておけば良いでしょう。
では、何を買うかですが、やはりあれです。
買われるべき銘柄は、結局買われるのですからね。
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