20日には中国の大手デベロッパーである恒大集団がデフォルトする可能性が高いというのにです。
この問題は何度も取り上げましたし、最近では大手メディアも取り上げるようになりましたので、皆様も事の重大さは理解しているかと思います。
ならば、何故連休前の今日の相場が強いのか?
これが分からないと、いつまでも相場で勝利を収めるのは難しいでしょう。
まず、一番大事なのは売買動向だと思います。
8月第四週から三週連続で個人は売りを増やし、この三週間だけで1兆円以上売り越しています。
対する外資は週連続買い越しで7000億円近く買っています。
9月第一週から買い越し姿勢になっているのですが、これは自民党が勝利することが確定と見たからに他ならないと思います。
おそらくは今週も個人は売り越し、外資は買っていると思われますし、外資が買っている相場はそう簡単に終わらない事が多いです。
この大きな流れを見誤ってはいけないでしょう。
そして、今日の動きをクローズアップして見ますと、恒大集団の問題もありますし、連休前で売りが多いはずなのに、何故か強い。
買っているのは外資が中心と見ますが、要するにプロの買いなのです。
連休前で売りたい奴の玉を安く買えればそれが一番だと思いますが、売りを待っている余裕すらない。
これが今の状況だと思います。
私も恒大集団は気になっています。
習近平は世界を巻き込んで自滅するつもりなのではないかという疑念もありますし、安心はしていません。
ただ、外資がこれだけ買っている相場で売りだけはないと思っています。
昨日は31000円のコールが大量に買われましたし、大手のどこかが上を狙っているのも見えています。
ですから、連休を控えてポジションを軽くするぐらいはやるべきですが、売りまでは全く考えていません。
ここで弱気では取り損ねる可能性が高い。
いつも書いている事ですが、相場の利益は恐怖の代償なのです。
という事は、皆が恐怖して売っているところは買いに行かなくてはならないのです。
今日は多くの個人投資家は恐怖しているはずです。
強気の意見などほぼ聞こえてきません。
しかし、外資は押し目を待てないほどに買い意欲が旺盛で、押し目を作ってこないのだと思います。
ですから、今日の相場で高い銘柄で、特に値を飛ばしていないもの。
概ね1%程度までの上昇に収まっている銘柄は、期待が持てると思います。
今日小じっかりの銘柄は週明け以降に大きく動く可能性が高いと思っているところです。
では、何が・・・となりますが、それはあれですよ。
まだ持っていてくれていると良いのですけどね。

さて、注目の自民党総裁選挙ですが、何と野田聖子まで出てきましたね。
旦那が元反社という事で、出られないだろうと思っていたのですが、何と言いましょうか河野への刺客でしょうかね?
本人もなれると思って出てきていないでしょう。
これで河野が一回戦で過半数を取れる可能性はほぼ消えました。
最低でも2番手に残るのが高市で、決戦の相手は河野か岸田という事になるのでしょう。
選対本部の立ち上げや、合流してくる議員を見ていると、やはり高市が強いと思いますけどね・・・。
ちなみに、河野と岸田は夫婦別性を認め、同性婚も認める方針だとか。
保守系には受け入れられない方針であり、流石に自民党でその方針はどうなの?とは思いました。
こんな発言を見ていると、やっぱり高市が勝つように見えます。
とにかく、20日の候補者討論会からは目が離せないでしょう。
怖い週末ですが、引き続き強気継続で行きたいと思っています。
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